1,800円以上の注文で送料無料

歴史とは何か 岩波新書
  • 新品
  • 書籍
  • 新書

歴史とは何か 岩波新書

E.H.カー(著者), 清水幾太郎(訳者)

追加する に追加する

歴史とは何か 岩波新書

946

獲得ポイント8P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2003/04/07
JAN 9784004130017

歴史とは何か

¥946

商品レビュー

4

108件のお客様レビュー

レビューを投稿

2024/07/09

1962年に第1刷が発行された本です。 私が手にしたのは2022年6月発行の第93刷でした。 過去の事実を集めただけでは歴史にならないこと。 「歴史とは歴史家と事実との間の相互作用の不断の過程であり、過去と現在の間の尽きることを知らぬ対話であります。」という第1章の最後の言葉が一...

1962年に第1刷が発行された本です。 私が手にしたのは2022年6月発行の第93刷でした。 過去の事実を集めただけでは歴史にならないこと。 「歴史とは歴史家と事実との間の相互作用の不断の過程であり、過去と現在の間の尽きることを知らぬ対話であります。」という第1章の最後の言葉が一番よくこの本を表していると思いました。 また、歴史の研究方法は、実験ができないという違いはありますが、私が思っていたよりもずっと自然科学の研究方法に近いことを知りました。

Posted by ブクログ

2024/05/06

大学の講義にて本書の内容が複数引用されていたため、本書に興味を持った。 歴史とは過去との絶え間ない対話の過程であり、それを行う歴史家は、現代の中を生きる個人であるため、社会、文化的影響を受けている。だから歴史を研究するときは、まず歴史家自身を研究する必要があると本書から学んだ。...

大学の講義にて本書の内容が複数引用されていたため、本書に興味を持った。 歴史とは過去との絶え間ない対話の過程であり、それを行う歴史家は、現代の中を生きる個人であるため、社会、文化的影響を受けている。だから歴史を研究するときは、まず歴史家自身を研究する必要があると本書から学んだ。 歴史研究において、事実を重視し過ぎると、無味乾燥な歴史ができあがり、解釈を重視し過ぎると、懐疑主義やプラグマティズムに陥る。その間で両立が必要だと学んだ。 現在にも通じる歴史観がここにある。

Posted by ブクログ

2024/04/25
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

どのような歴史を紡ぐのかは歴史家次第であり、歴史を把握する上で、歴史家の背景を考慮しなければならないことは、いかなる時代にも当てはまる普遍的な喝破であると感じた。しかし進歩の概念については、やはりカーが社会主義者であったことが関わっているのか、今の常識には当てはまらないように感じられ、新鮮でもあった。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

同じジャンルのおすすめ商品

最近チェックした商品