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「武士道」解題 ノーブレス・オブリージュとは
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 小学館 |
発売年月日 | 2003/03/14 |
JAN | 9784093873703 |
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「武士道」解題
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商品レビュー
4.4
10件のお客様レビュー
『日本の「武士道」の良さというのは、口先だけではなくて、実際に行うというところにあるのだ、ということを決して忘れてはなりません。」(p290) 解題というよりも、自伝的かつ政治的な印象の強い本。『武士道』については訳本の引用が主で、その解説も他の入門書にあるようなことが書かれてい...
『日本の「武士道」の良さというのは、口先だけではなくて、実際に行うというところにあるのだ、ということを決して忘れてはなりません。」(p290) 解題というよりも、自伝的かつ政治的な印象の強い本。『武士道』については訳本の引用が主で、その解説も他の入門書にあるようなことが書かれている。特筆する要素はあまり見当たらない。ただ全く読む意味がないわけではなく、補足的な事項や考えを改めるべききっかけとしては非常に役に立つと思う。
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著者は、かつて台湾の総統までつとめた人物。日本の教育を受け、日本の大学を卒業し、戦前の日本人の精神を体現したとも言える。李登輝氏と言えば、台湾を独立に導く影響力を持った人間として、中共から敵視されていた様だが、本当に望んでいたのは独立ではなく、中国が真に民主化し、台湾との合一が出...
著者は、かつて台湾の総統までつとめた人物。日本の教育を受け、日本の大学を卒業し、戦前の日本人の精神を体現したとも言える。李登輝氏と言えば、台湾を独立に導く影響力を持った人間として、中共から敵視されていた様だが、本当に望んでいたのは独立ではなく、中国が真に民主化し、台湾との合一が出来る事であったと言う。 本書は二部に分かれており、第一部では日本の教育を受けた李氏の体験と武士道が与えた影響について述べられており、第二部では、新渡戸稲造の武士道について、李氏なりの考えを入れて解説を行っている。 体験などでは、ちょっと李登輝氏自身の自慢話かなと思う様な記述もあるが、こういう人が政治家としてふさわしいのではないかと感じた。 読んでみた感じでは、戦前と戦後の教育を受けた者では、その精神性においてまるで次元が違う様に思われる。現在の大学生で、日々思索に耽り、人間としてどのように生きるべきか、死ぬとはどういう事なのかという事を本気で考えている者がどれだけいるのだろうか。 逆説的な話だが、戦国時代の様な死と隣り合わせになっている時代の方が死生観については、より深い考えを持ち、精神的な高みに到達出来る様に感じる。 武士道解題という事だが、本書は李登輝氏の考えにおいて解釈されているので、反対意見もあるかもしれない。しかし、新渡戸稲造と同じクリスチャンであり、戦前の日本の価値観とキリスト教の融合という点では、新渡戸稲造と同じ立場で考えられているのではないか。 本書は杖の師匠の紹介で読んだ本だが、日本人としてどうあるべきかを改めて考えさせられる一冊となった。
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武士道に関する本をいくつか読む中で、武士道という本が最初に英語で出版されてそのご日本でも有名にナタっと言う話は有名だが、実際にはやはり、日本人よりも外国人の胸を捉えた本であるという事実もあるのではないか。李登輝はもともと日本人ではあったとはいえ、台湾出身者だ。日本をよく理解しよう...
武士道に関する本をいくつか読む中で、武士道という本が最初に英語で出版されてそのご日本でも有名にナタっと言う話は有名だが、実際にはやはり、日本人よりも外国人の胸を捉えた本であるという事実もあるのではないか。李登輝はもともと日本人ではあったとはいえ、台湾出身者だ。日本をよく理解しようとする意欲と、日本を外から眺める芽を持ち合わせていて、なおかつ、新渡戸稲造と同じキリスト教とということもあり、響くものがあったのではないかと思う。武士道を解釈しようと試みる場合、結構人位によって差異が出ているが、この本に書いてあることは、新渡戸稲造の真意を付いているように思う。
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