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平林初之輔探偵小説選(2) 論創ミステリ叢書2
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商品詳細
内容紹介 | 内容:創作篇:アパートの殺人. 夏の夜の冒険. 二人の盲人. 鉄の規律. 謎の女. 悪魔の聖壇. 少年探偵呉田博士と与一. 翻訳篇:鍵 リズリー・ウッド作. ジャックリイン アンリ・ジユヴエルノワ作. 評論・随筆篇:私の要求する探偵小説. ほか. 解題 大和田茂著 |
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販売会社/発売会社 | 論創社 |
発売年月日 | 2003/11/10 |
JAN | 9784846004057 |
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平林初之輔探偵小説選(2)
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やはり本書のウリは収録されている評論達でしょう。夢Qの「あやかしの鼓」の選評まで書いてる人とはしらなかった。 その他、活動期間は短いながら探偵小説評(その中では、所謂「定義づけ」みたいな所に筆を割いている所もあり)は、大正(新青年発行以降)~昭和初期の探偵小説文壇界隈の雰囲気が見...
やはり本書のウリは収録されている評論達でしょう。夢Qの「あやかしの鼓」の選評まで書いてる人とはしらなかった。 その他、活動期間は短いながら探偵小説評(その中では、所謂「定義づけ」みたいな所に筆を割いている所もあり)は、大正(新青年発行以降)~昭和初期の探偵小説文壇界隈の雰囲気が見えて面白かった。 創作では他アンソロでも収録されてて読んだ事がある「アパートの殺人」はもちろん、「鉄の規律」が面白かった。(第一次共産党への入党体験が生きていると解説にありましたが、まさにそれ系組織の描写がね、滾ります)
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1930年頃の短編作品と翻訳作品、1920年代のミステリ評をまとめた一冊。日本の推理小説黎明期の状況がわかって興味深い。 翻訳ミステリについてはドイルやポー、ルブラン等の名が何度も出ます。国内についてはズバズバと乱歩批評をしている。
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