1,800円以上の注文で送料無料

ドイツ三十年戦争
  • 中古
  • 書籍
  • 書籍

ドイツ三十年戦争

C.ヴェロニカウェッジウッド(著者), 瀬原義生(訳者)

追加する に追加する

ドイツ三十年戦争

定価 ¥11,000

10,120 定価より880円(7%)おトク

獲得ポイント92P

在庫なし

発送時期 1~5日以内に発送

商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 刀水書房
発売年月日 2003/11/13
JAN 9784887083172

ドイツ三十年戦争

¥10,120

商品レビュー

4

1件のお客様レビュー

レビューを投稿

2016/03/01

三十年戦争の通史。シラーの『三十年戦史』と比べると、アウクスブルクの宗教和議以降のカトリック・プロテスタントの宗派対立、ハプスブルク家のベーメン政策についてはそれほど頁が割かれていないが、リュッツェンの戦いでグスタフ=アドルフが戦死して以降の戦争経過について明らかにこちらのほうが...

三十年戦争の通史。シラーの『三十年戦史』と比べると、アウクスブルクの宗教和議以降のカトリック・プロテスタントの宗派対立、ハプスブルク家のベーメン政策についてはそれほど頁が割かれていないが、リュッツェンの戦いでグスタフ=アドルフが戦死して以降の戦争経過について明らかにこちらのほうが詳しい記述がなされている。宗派対立の側面だけではなく、とくにザクセン選帝侯ヨハン=ゲオルクやバイエルン大公(途中から選帝侯)マクシミリアンなどは、実際には帝国国制維持を目標にしていたという点が強調されており、三十年戦争の対立軸の多さが詳しく描かれている。またドイツに介入する列強としてスペインの動きがかなりカバーされている点もありがたい(もちろんオリバーレスの政治手腕の評価については『リシュリューとオリバーレス』も併せて読んだほうがよいだろうが)。

Posted by ブクログ

関連ワードから探す

関連商品

最近チェックした商品