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面白いほどよくわかる現代思想のすべて 人間の“知"の可能性と構想力を探る 学校で教えない教科書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 日本文芸社/日本文芸社 |
| 発売年月日 | 2003/01/27 |
| JAN | 9784537251319 |
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面白いほどよくわかる現代思想のすべて
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面白いほどよくわかる現代思想のすべて
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本書は、この種の本としては異彩を放っている。 著者・湯浅赳男氏は、普通その名を耳にすることがないカール・アウグスト・ウィットフォーゲルを採り上げている。そして、力を込めてウィットフォーゲルについて語っている。 湯浅氏は、別の著書『面白いほどよくわかる世界の哲学・思想のすべて: ...
本書は、この種の本としては異彩を放っている。 著者・湯浅赳男氏は、普通その名を耳にすることがないカール・アウグスト・ウィットフォーゲルを採り上げている。そして、力を込めてウィットフォーゲルについて語っている。 湯浅氏は、別の著書『面白いほどよくわかる世界の哲学・思想のすべて: 混迷の時代を生き抜く知の手がかり』でウィットフォーゲルを次のように紹介している(導入部分)。 <ウェーバーの流れを汲む社会学者は数多いけれども、ソ連が崩壊し、研究者たちの社会主義信仰を吹き飛ばしてしまった今日の時点において、ぜひとも紹介しておかなければならないのはウィットフォーゲルである。 ウィットフォーゲルは、第二次世界大戦前はマルクス主義者で、その立場から中国問題を研究していた人である。1939年、ソ連に対するそれまでの疑念が爆発して、批判的になったのをきっかけに、反共転向者として左翼に媚びる学者たちによる袋叩きにあい、ほんのこの間まで罵詈雑言を浴びせられてきた。しかし現実の進行は、ソ連など社会主義の正体が、まさに彼の暴いた姿そのままであることを明らかにしたのである。> また、湯浅氏は、本書で次のように述べている。 <ウィットフォーゲルの理論を理解していた者たち(筆者もその一人だが)をよってたかって叩いたのが日本の大学の社会科学系の教授の大多数であると言っても過言ではない。彼等は1990年の国際共産主義の崩壊後、グウの音も出なくなったし、北朝鮮も崩壊しようとしている今、何も書けなくなっている。ウィットフォーゲルを正面から学ばない者は文明をも理論的に分析することはできない。> というような、力の入れようである。湯浅氏は学会で”爪はじき”にされて苦労されたようだ。ウィットフォーゲルの解説には、その怨念がこもっているようにみえる。「日本の大学の社会科学系の教授」とは、例えば、大塚久雄氏、阿閉吉男氏などだろうか?私はただのシロウトだから学会の裏の事情には関心がない。ただ、本書によって、ウィットフォーゲルについて知る機会を得たことは有り難いと思う。 話が逸れるが、羽入辰郎氏の労作『マックス・ヴェーバーの犯罪: 『倫理』論文における資料操作の詐術と「知的誠実性」の崩壊』(MINERVA人文・社会科学叢書 70、ミネルヴァ書房、2002)はできたら読んでみたい。「権威の失墜」「偶像崩壊」には関心がある。ウエーバーに対する疑念は日本だけのことではなく、ドイツでも起っているらしい(未確認)。ウェーバーの権威でメシを食っている人たちにとって、大へんな時代になったようだ。
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