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カリブ海の秘密 マープル ハヤカワ文庫クリスティー文庫43

アガサ・クリスティ(著者), 永井淳(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 2003/12/15
JAN 9784151300431

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カリブ海の秘密 マープル

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商品レビュー

3.7

42件のお客様レビュー

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2010/05/28

「復讐の女神」と対に…

「復讐の女神」と対になっている作品。療養地で話し相手になっていた男が殺された事件を、ミスマープルが友人のラフィール氏と共に推理する。

文庫OFF

2024/04/20
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

甥夫婦の厚意で陽光降り注ぐカリブ海のゴールデン・パーム・ホテルに滞在することになったミス・マープル。そこには個性豊かな宿泊客が集まっていた。二組の夫婦、頑固者の大富豪とその世話係、そして退役軍人の老紳士・パルグレイブ少佐。マープルは、話半分にパルグレイブ少佐の長話を聞き流していたが、翌朝冷たくなった少佐が発見される。高齢者が突然死ぬことはよくあることと、事件性も疑われず処理されてしまうが、マープルは少佐が語っていた写真のことが気に掛かっていた。しかしその写真は少佐の持ち物から忽然と消えてしまっていたのである。 少佐の死には何かあると踏んだマープルは、宿泊者たちを相手に捜査を進めていく。 その最中、何かしらの秘密を握っていたと思われる人物が殺害されると、自殺未遂や新たな殺人など事件は連続殺人の様相を呈し始める。 警察が完全に空気の中、マープルはかなり能動的に捜査を進めていく。歯に衣着せぬ物言いの大富豪ラフィールとのタッグがこの作品の見所。年齢は全く違うけれど、ラフィールがジェフリー・ディーヴァー作品のリンカーン・ライムに少し似ていてそこも面白かった。 クリスティ作品は基本的にどの順番で読んでも問題ないが、この『カリブ海の秘密』と『復讐の女神』は明確な繋がりがあるのでこちらを先に読むべき。 「隠し事のある人にとっては、会話はいつだって危険」ポアロも言っていたこの言葉。かなり的を射た考え方だと思う。

Posted by ブクログ

2024/03/30

2003年発行、早川書房のクリスティー文庫。マープルもの。マープルは登場時からずっと老婦人、というイメージだが初期は初老の婦人。解説によると少し性格は変わっているという。そういえばそうかも。短編はマープルがよく、長編はポアロがいい、ような気がする。この話については、マープルらしい...

2003年発行、早川書房のクリスティー文庫。マープルもの。マープルは登場時からずっと老婦人、というイメージだが初期は初老の婦人。解説によると少し性格は変わっているという。そういえばそうかも。短編はマープルがよく、長編はポアロがいい、ような気がする。この話については、マープルらしい作品。3部作構想だったとう第2作の「復讐の女神」がトラベルものというマープルらしからぬものだっただけに第3作を見たかったきがしている。 解説:「解説」(ミステリ評論家)穂井田直美、

Posted by ブクログ

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