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カリブ海の秘密 マープル ハヤカワ文庫クリスティー文庫43
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 早川書房 |
発売年月日 | 2003/12/15 |
JAN | 9784151300431 |
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カリブ海の秘密 マープル
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カリブ海の秘密 マープル
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商品レビュー
3.7
46件のお客様レビュー
「復讐の女神」と対に…
「復讐の女神」と対になっている作品。療養地で話し相手になっていた男が殺された事件を、ミスマープルが友人のラフィール氏と共に推理する。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
いや~今回も犯人は難しすぎ。療養のため奇麗で温かい西インド諸島を訪れたマープル。一週間は何事もなく穏やかに過ごしていた。彼女を相手に懐古談をしていたパルグレイブ少佐が亡くなって発見される。少佐に自分の妻殺しの内容を知られたと思った犯人の仕業とマープルは考える。ホテルの従業員の夫妻(ティムとモーリー)の使用人・ヴィクトリアも刺殺される。登場人物の夫婦達や金持ちのラフィール、その秘書、医師等怪しい者が多すぎて、犯人予想ができずに混乱。でも一応予想した、が、やっぱりハズレ。76歳のクリスティーの作品、完敗。③
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【マープル】 カリブ海のホテルで療養しているマープルは、「殺人犯の写真を持っている」という退役少佐の昔話につき合わされる。 その直後その少佐は変わり果てた姿に…。 クリスティー74歳の作品。 クリスティーが歳をとったからなのか、この作品はおばあさんであるマープルと、介助なしで...
【マープル】 カリブ海のホテルで療養しているマープルは、「殺人犯の写真を持っている」という退役少佐の昔話につき合わされる。 その直後その少佐は変わり果てた姿に…。 クリスティー74歳の作品。 クリスティーが歳をとったからなのか、この作品はおばあさんであるマープルと、介助なしでは歩けないおじいさんが大活躍する。 クリスティーとマープルが同年代なので、もう私の中では完全に2人が同一人物だと思って読んでいる。 マープルはいつもは現場に行かずに安楽椅子形式で推理して、登場するのは最後だけ。 でもこの作品は違った。 マープルの泊まっているホテル内で事件が起きるので、マープルも終始現場にいる。 だからいつもとは違う、動きまわる大活躍の元気でカッコいいマープルが見れて嬉しかった。 だいたい作品順に読んでるので、クリスティーの年齢によって作品が変わっていく様子も面白い。 ・離婚問題で失踪して大変だった心境が何となく伝わってきた『ビッグ4』。 ・2度目の結婚で幸せいっぱいでノリに乗ってる感じの『そして誰もいなくなった』『オリエント急行殺人事件』 ・旦那さんが考古学者でクリスティーも発掘作業を手伝って現地に行っていた『ナイルに死す』『メソポタミアの殺人』 ・戦争中で自分の身もどうなるかわからない時期に書いた『カーテン』 ・クリスティーが歳をとって、おばあさんマープルが活躍するこの作品。 クリスティーが辿ってきた人生も作品から感じることができる。 クリスティーが晩年までたくさんの作品を残してくれてとても嬉しい。
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