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二百年の子供
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二百年の子供

大江健三郎(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 中央公論新社/
発売年月日 2003/11/25
JAN 9784120034763

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商品レビュー

3.6

14件のお客様レビュー

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2026/01/10

初の大江健三郎作品。 子供向けのファンタジーかと思ったら、読み進めるうちに考えさせられるような作品だった。 言い回しや言葉が独特なのは、この本だからなのか?大江健三郎の個性なのか?他の作品も読んでみたい。 全体的にふわりとした印象だけど、時々道端に落ちているようなキラリとした...

初の大江健三郎作品。 子供向けのファンタジーかと思ったら、読み進めるうちに考えさせられるような作品だった。 言い回しや言葉が独特なのは、この本だからなのか?大江健三郎の個性なのか?他の作品も読んでみたい。 全体的にふわりとした印象だけど、時々道端に落ちているようなキラリとした言葉にはっとさせられたり考えさせられたり…どこか象徴的でメタ的で。 道徳の教科書なんかに載ってそうな作品!

Posted by ブクログ

2024/03/02

今を生きている私たちは今しか経験しかできない。 でも、今は過去から続き、未来へと続いていく。 私たちが過去を知り、今と未来をつなげる大切な役を担っている。 戦争を知らない若者がこの先の戦争を止めなければならないように。

Posted by ブクログ

2019/12/08

ここで語られる「童子」とは ある土地に語り継がれている伝説の存在だ 何か大きなもめ事がおこる度に、森の中から現れて 人々を助けたり、調停役を買って出たりする子供のことである それについて書かれたこの作品は 発表時期から見ても「憂い顔の童子」の続編というか 「おかしな二人組」3部作...

ここで語られる「童子」とは ある土地に語り継がれている伝説の存在だ 何か大きなもめ事がおこる度に、森の中から現れて 人々を助けたり、調停役を買って出たりする子供のことである それについて書かれたこの作品は 発表時期から見ても「憂い顔の童子」の続編というか 「おかしな二人組」3部作における インターミッション的役割を担っていると言っていいだろう また、それのみならず 不幸な結末に終わった初長編「芽むしり仔撃ち」に対しての ひとつのセルフアンサーをも内包している まあ、一歩間違えれば そのまま「歴史修正主義」になりかねない面はあるけどな 例えば 歴史の中にある人文系の理想主義者たちは だいたい現実に飲み込まれてしまって 志半ばで倒れたり、道化と誹られることになったり あるいは、首尾よく権威を手に入れたとしても その力に酔いしれて固執して ひどい変節と欺瞞に陥ってしまったりするわけだが もしも将来 無垢なる善性を持つ「新しい人」が社会の中心を占めたならば 理想主義者たちも真に再評価されて「生き直す」ことができるだろう しかしその希望は 人間のエゴイズムというものを甘く見積もりすぎていると思うし その裏にやはり、あらかじめ去勢された子供たちの悲しみを 見ないわけにはいかんのだ ただまあ話の終盤には グローバル世界のなか自国主義を強める保守本流と 移民の同化を助ける革新保守が対立しながら共存しているという 極端にデフォルメされながらもわりかし現実的な 未来世界が描かれており 結局はそれについて読者がどう受け止めるか、だなあ

Posted by ブクログ

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