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号泣する準備はできていた
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号泣する準備はできていた

江國香織(著者)

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号泣する準備はできていた

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商品詳細

内容紹介 内容:前進、もしくは前進のように思われるもの. じゃこじゃこのビスケット. 熱帯夜. 煙草配りガール. 溝. こまつま. 洋一も来られればよかったのにね. 住宅地. どこでもない場所. 手. 号泣する準備はできていた. そこなう
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2003/11/20
JAN 9784103808060

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商品レビュー

3

235件のお客様レビュー

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2009/12/08

日常の物語

第130回「直木賞」受賞作。 12編の短編が収録されています。著者により切り取られ、並べられた日常の中、一瞬の心のゆらぎが煌く。ドラマティックな事件は起こらないけど、確かに心に触れるものがある物語たちです。

yama

2025/05/15

江國香織さんの「きらきらひかる」はとっても有名なので読んでみたら、もっと他のも読んでみたいとなったので、こちらを。 結果、わたしは「きらきらひかる」よりもこちらの方がもっと好きかも。 全ての短篇が、直接的に自分の環境や感情を描いている訳ではないんだけど、全ての短篇の環境や感情...

江國香織さんの「きらきらひかる」はとっても有名なので読んでみたら、もっと他のも読んでみたいとなったので、こちらを。 結果、わたしは「きらきらひかる」よりもこちらの方がもっと好きかも。 全ての短篇が、直接的に自分の環境や感情を描いている訳ではないんだけど、全ての短篇の環境や感情が一部自分に当てはまるのが不思議だった。 どれを読んでも、「こういう私、心の中にひっそりいるよな。」と思わせる。 どれもとっても短いお話なのに、ここまでグッと惹きつけられるのが不思議。 特に自分が印象に残ったのは「こまつま」という短篇。文を読んで自分でイメージした情景が、自分の頭から離れない。

Posted by ブクログ

2024/04/27
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

【あらすじ】 私はたぶん泣きだすべきだったのだ。身も心もみちたりていた恋が終わり、淋しさのあまりねじ切れてしまいそうだったのだから――。濃密な恋がそこなわれていく悲しみを描く表題作のほか、17歳のほろ苦い初デートの思い出を綴った「じゃこじゃこのビスケット」など全12篇。号泣するほどの悲しみが不意におとずれても、きっと大丈夫、切り抜けられる……。そう囁いてくれる直木賞受賞短篇集。 「齟齬はおそらくもっと前から生じていたのだ。いくつもの口論と、そのあとの和解。物事は何一つ解決されない。かなしいのは口論ではなく和解だと、いまでは知ってしまった。」 「自由とは、それ以上失うもののない孤独な状態のことだ。」 「私は変化に上手く対応できない。隆志も私も変化しているのに、どちらも変化を望んでいない、ということの方が重要に思える。」 「人間が恐ろしいものだと知っていた。たとえ肉親でも、自分以外の人間の心の中は深い闇だとちゃんと知っていたのだ。」 【個人的な感想】 江國香織さんの本は初めて読んだ。 1つの短編の中に2つの物語?が入っていて1つの短編を読み終わる頃に、「あれ?なんの話だったっけ?」となるものが多く、慣れるまでに時間がかかりそう。 でも、刺さる言葉は多かった。

Posted by ブクログ