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西園寺公望 最後の元老 岩波新書
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
| 発売年月日 | 2003/03/20 |
| JAN | 9784004308294 |
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西園寺公望
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西園寺公望
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商品レビュー
3.9
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西園寺公望の91年…
西園寺公望の91年の生涯は、大日本帝国の誕生、発展に凋落の歩みにほぼ一致する。近代日本政治史を語る上で、欠かせない人物である。西園寺が国際協調を説き、政党政治の根付くことを願い、そうなるように努力したのは確かである。しかしその晩年、昭和になってそれらはすべて吹き飛んだ。そこに政...
西園寺公望の91年の生涯は、大日本帝国の誕生、発展に凋落の歩みにほぼ一致する。近代日本政治史を語る上で、欠かせない人物である。西園寺が国際協調を説き、政党政治の根付くことを願い、そうなるように努力したのは確かである。しかしその晩年、昭和になってそれらはすべて吹き飛んだ。そこに政治家西園寺公望の失敗を著者は見ている。◆昭和の動乱期にテロの脅威にさらされながら、国の行く末を案じて元老でありつづけなければならなかった一老人の姿に、私はこういう政治制度しか持ち得なかった日本の失敗を思った。
文庫OFF
西園寺公望の評伝。1849年に京都で生まれ、1940年に91歳で亡くなっているので、幕末の動乱から日中戦争に突入し日本が破滅に向かうまでが西園寺の生きた時代である。激動の時代と言える。以前読んだ岡義武『近代日本の政治家』でも西園寺公望が取り上げられており、その際には傍観者的な姿勢...
西園寺公望の評伝。1849年に京都で生まれ、1940年に91歳で亡くなっているので、幕末の動乱から日中戦争に突入し日本が破滅に向かうまでが西園寺の生きた時代である。激動の時代と言える。以前読んだ岡義武『近代日本の政治家』でも西園寺公望が取り上げられており、その際には傍観者的な姿勢の人だなと言う印象があった。本書では西園寺公望の全生涯を描いているが、前半生は民権派の東洋自由新聞の社長に就任したり、文部大臣として第二の教育勅語を出そうとしたりと積極的に活動をしていた。しかし、総理大臣就任くらいから西園寺の政党人に徹しない姿勢が原や松田を苛立たせたように、物事への消極的な姿勢が目立つ。清華家に生まれた時点で既に地位や名誉を持ち合わせていたので、あまり権力への欲や執着が無い。それは彼の美徳でもあるが、政治家としての弱さでもあるのではないだろうか。 晩年は自身の望まぬ方向に日本が向かっていき、側近だった近衛や木戸も離れていく。見識があるだけに歯痒い思いをしながら亡くなったのは気の毒なことであった。
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明治から十五年戦争期までの政治史について、西園寺公望の視点から評伝した名著。西園寺公望という人物についてより一層の理解が得られ、大変勉強になった。
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