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人間とは何か 岩波文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 岩波書店 |
発売年月日 | 2009/04/01 |
JAN | 9784003231135 |
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人間とは何か
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商品レビュー
3.8
57件のお客様レビュー
人間とは何か・・・…
人間とは何か・・・?どれだけ考えてもその答えは出ないけどきっと考えることに意義があるんじゃないカナ
文庫OFF
人間社会の理想と、現…
人間社会の理想と、現実に存在する利己心とを対置させつつ、マーク・トウェイン(1835‐1910)はそのペシミスティックな人間観に読者をひきこんでゆく。
文庫OFF
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
マーク・トウェインといえば、『トム・ソーヤーの冒険』などの少年文学の巨匠という印象しかなかったのですが、本作のようなパンチの効いた論評本も書かれていたんですね。 対話形式で書かれた作品で、とても読みやすく面白かったです。 内容は、「人間とは機械であると主張する老人」vs「人間の良心を信じる若者」の問答集となっています。 老人が、「人間、それは単なる機械である!なぜなら・・・。」と主張していき、若者が、「いやいや、そうはいうものの人間には良心や愛が・・・。」と反問していくカタチです。 作品からの例証や実体験をいくつか挙げたりして論じていく老人に、半ば若者はたじたじです(笑) 話題が「機械」から、「気質」や「鍛錬」や「善悪」やらと流れていきますが、老人がバッタバッタと「良心」や「道徳観」や「愛」を切り倒していく様はなかなか胸がすきます。 本書は、考え方を説いたフィロソフィー本なのか、はたまた事実を暴いたドキュメンタリー本なのか。 読まれる皆さんの感想が気になります・・・! 主題とは逸れるのですが、私は、第六章「本能と思考」が白眉だと思います。 「本能」の定義、「思考」のホントの意味、「自由意志」の有無について、物質的価値と精神的価値について、「わたし」はたくさんあるということ、人間と他の動物は平等であるということなどなど。 いまもって悩ましかったりする問題や、日本に遅れて入ってきている問題などがたくさんここにはあると思います。 トウェインが亡くなる4年前に出た作品(1906年)ということもあり、老人ロールはトウェイン自身でしょうか。 それにしても、20世紀の初頭ですでにこういった世界観を持っていたトウェインに脱帽しました。
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