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ドッグ・シェルター 犬と少年たちの再出航 動物たちの命の物語3
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 金の星社/ |
| 発売年月日 | 2002/11/01 |
| JAN | 9784323060781 |

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ドッグ・シェルター
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商品レビュー
4.3
9件のお客様レビュー
娘が学校の図書室でとちゅうまで読んでおもしろかったらしく、続きを読みたいとのことで購入。 保護犬×少年院という私も興味を惹かれるような題材で、勧められたので読んでみたらとても良い本だった。 アメリカオレゴン州にあるマクラーレン少年院内でのドッグプログラム【プロジェクトプーチ】とは...
娘が学校の図書室でとちゅうまで読んでおもしろかったらしく、続きを読みたいとのことで購入。 保護犬×少年院という私も興味を惹かれるような題材で、勧められたので読んでみたらとても良い本だった。 アメリカオレゴン州にあるマクラーレン少年院内でのドッグプログラム【プロジェクトプーチ】とは、少年院に入所しているなかで選ばれた者が、保護された犬のお世話とドッグ・トレーニングをおこなうという更生プログラム。非行少年だった十八歳のネート・ミッチムと、ジャーマン・シェパードのミックス犬であるティリーのペアが仲を深め、おたがいを癒し心通わせていく様子はとても微笑ましかった。 そして、引き取り人となる自閉症のジョーダンを育てるご家族との交流には、登場するすべての者にとっての希望を感じさせられた。 〈犬は、飼い主で変わる。いい犬になるのも、手におえない犬になるのも、全ては飼い主しだいだ。それを、ネートを初めとする、このプログラムにたずさわっている子どもたちが、見事に証明していた。 この子たちは、一度社会から見放された子かもしれない。しかし、人間から捨てられた犬たちを救うことができたのも、またこの子たちだった。〉 〈犬が人間におしみなく与えるものが、いかに大きく、いかに多いかを、ジョアンは改めて感じた。 では、人間はその犬のために何ができるのだろうか? 答えはあまりにも簡単だった。犬は何も求めていない。ただ、信頼できる飼い主と、死ぬまで一緒にいること以外は——。〉 出版されたのは23年近くも前だけど、【プロジェクト・プーチ】は今もまだ続いているよう。とても社会的な意義のある素晴らしい活動だと思った。簡単でないのはわかっているけど、こういう動きが日本でも広がっていくといいなと思った。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
ポートランドの少年院の敷地内にあるプロジェクト・プーチというドッグトレーニングプログラム。少年院と聞くと少し怖いイメージだが、人間は変わることができると学んだ。犯罪者だったネートと自閉症のジョーダンの間で育まれた友情に胸が打たれた。少年院で過ごしたネートが6年間で学んだこと。どんなに辛くて投げやりな気分になっても必ず道はある。その道を開いてくれるのが自分以外の誰かであり、人は一人で生きていけない。だから、二度と人を傷つけることはしない。 このプロジェクトで犬を愛し犬と過ごした子供たちで再犯を犯した人は一人もいない。 このプロジェクトリーダーのジョアンの熱量にも頭が下がる。ジョアンは自分の家を売り、そのお金の半分を資金に充てた。初めの3年間は無給で休みなく働き。預金で凌いだ。 人間に裏切られ捨てられた犬はおびえている。毎日愛情をかけてトレーニングしていくうちに心を開いていく。 ノンフィクションストーリー。心が打たれた。
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アメリカ・オレゴン州のマクラーレン少年院で行なわれているプロジェクト・プーチ。そこでは野良犬や捨て犬を保護するドッグ・シェルターの犬を、少年院の子どもたちが世話をするのだった。 保護権と罪を犯した子どもたちとの出会い。素敵な取り組みですが、これを形にするのは大変だっただろうと想像...
アメリカ・オレゴン州のマクラーレン少年院で行なわれているプロジェクト・プーチ。そこでは野良犬や捨て犬を保護するドッグ・シェルターの犬を、少年院の子どもたちが世話をするのだった。 保護権と罪を犯した子どもたちとの出会い。素敵な取り組みですが、これを形にするのは大変だっただろうと想像します。お国柄なのかマクラーレン少年院は社会に対して開かれた印象があります。なによりドッグ・シェルターと協力しているということ。そして少年院の子どもたちが世話をした犬は、子どもたちの手によって飼い主募集のチラシを作られ(その掲示はもちろんスタッフが行なうのですが)、新たな飼い主と少年院の子どもが直に会って犬の受け渡しをする。また施設内で行なわれている犬の訓練に一般の人たちも参加できる、等々。これは社会で道を外れた子どもたちを見守ろうという思いの表れなのではないでしょうか。それがあってこそ、プロジェクト・プーチは成り立つのでしょう。 犬の世話をするという自分の役割を与えられることによって変わっていく子どもたち。自分を信頼してくれる犬の存在の大きさ。そしてそれを見守りそのシステムを構築したスタッフの努力。それら全てが胸を打ちます。 犬の引き取り手として自閉症の少年がやってくるのも考えさせられます。果たして自閉症の少年に犬の世話ができるのだろうか。そのことに犬の世話をしてきた少年院の少年は大丈夫と肯定します。そこにあるのはやはり信頼なのですね。犬との間で築けた信頼関係を、自閉症の少年との間にも築く。他者を信じ他者から信じられることを知り、それに価値を見出した者だからこそ言える肯定だったのでしょう。
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