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灰色の輝ける贈り物 新潮クレスト・ブックス
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灰色の輝ける贈り物 新潮クレスト・ブックス

アリステアマクラウド(著者), 中野恵津子(訳者)

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灰色の輝ける贈り物 新潮クレスト・ブックス

定価 ¥2,090

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商品詳細

内容紹介 内容:船. 広大な闇. 灰色の輝ける贈り物. 帰郷. 秋に. 失われた血の塩の贈り物. ランキンズ岬への道. 夏の終わり
販売会社/発売会社 新潮社
発売年月日 2002/11/30
JAN 9784105900328

灰色の輝ける贈り物

¥1,815

商品レビュー

4.4

23件のお客様レビュー

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2026/07/05

春のカナダ祭り第4弾。 炭鉱で働く父とその家族、不便なケープ・ブレトン島に残る祖父母・両親世代と、都会に出た息子世代のやりとり、そして、ケープ・ブレトン島の、厳しくも色彩豊かな自然。また、その自然によりながら生きる人間と家畜たち。 この短編集の各篇で用いられる骨格のほとんどは...

春のカナダ祭り第4弾。 炭鉱で働く父とその家族、不便なケープ・ブレトン島に残る祖父母・両親世代と、都会に出た息子世代のやりとり、そして、ケープ・ブレトン島の、厳しくも色彩豊かな自然。また、その自然によりながら生きる人間と家畜たち。 この短編集の各篇で用いられる骨格のほとんどは、上記のモティーフである。でも、どの短編もしっかりとした余韻を味わえる1冊である。 祖父母と両親の関係を、孫の視点から描いた”帰郷”、死と隣り合わせに生きる炭鉱労働者の一人語り”夏の終わり”、あたりが、特にお気に入り。 肉体労働者の死もホワイトカラーの死も、どちらも同じ死であるとする作者の、自らの来し方へのある種肯定的な見方が、これらの短篇を生んだ源にあったのだろうと思う。 同じ作者の別の短編集である『冬の犬』とともに、文庫化を待望する作品である。 間違いなく、2026年であえてよかった作家のひとり。 (ちなみに2025年はウィリアム・トレヴァー、ジョン・スタインベック、2024年はゾヤー・ピールザード、ジョセフ・ゾベル、チママンダ・ンゴズィー・アディーチェ、2023年はスティーブン・キングとハン・ガン)

Posted by ブクログ

2026/02/17

カナダの、ケープ・ブレトンという島に住む、決して裕福ではない人たちとその家族を描いた8つの短編を収めた短編集。必ずしも明るい話ばかりではない。 表題作の「灰色の輝ける贈り物」は、親への反抗と、反抗を通じて、少し大人になった、そこに住む高校生の物語。短編なので、ストーリーをここに書...

カナダの、ケープ・ブレトンという島に住む、決して裕福ではない人たちとその家族を描いた8つの短編を収めた短編集。必ずしも明るい話ばかりではない。 表題作の「灰色の輝ける贈り物」は、親への反抗と、反抗を通じて、少し大人になった、そこに住む高校生の物語。短編なので、ストーリーをここに書くことはできないが、「こうして彼は新しい一日のなかへ歩きだした。」で始まる最後の段落は、とても美しい。

Posted by ブクログ

2025/10/08

舞台はカナダ、ケープ・ブレトン島にて生きる人々を描いた短編集。 私の読解不足のせいか、1回目じゃなかなか理解が追いつかず、2回目も読んでみましたが、前回読んだ冬の犬より、少し物語を理解する事が難しかったです。 しかし、どの短編にも「炭坑」、「爆発」、家族に関係する父、母、息子、...

舞台はカナダ、ケープ・ブレトン島にて生きる人々を描いた短編集。 私の読解不足のせいか、1回目じゃなかなか理解が追いつかず、2回目も読んでみましたが、前回読んだ冬の犬より、少し物語を理解する事が難しかったです。 しかし、どの短編にも「炭坑」、「爆発」、家族に関係する父、母、息子、娘…というキーワード、 事故かあるいはやむ得ない事情で大切な人(動物)を失ってしまったシーンが必ずどこかあり、 時代背景とともにその場所で生きる人々がどれだけ過酷な生活であったか、だけどみんな家族だったり、守りたいものがあって必死に生きている、 そんな事が段々と読んでいくうちに伝わってきた気がします。 筆者の本当に伝えたいことが理解できる日が来ることを望んで、大切にとっておきたい、そんな作品でした。

Posted by ブクログ

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