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狐物語 岩波文庫
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狐物語 岩波文庫

鈴木覚(訳者), 福本直之(訳者), 原野昇(訳者)

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狐物語 岩波文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 岩波書店
発売年月日 2002/05/16
JAN 9784003750148

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商品レビュー

3.1

8件のお客様レビュー

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2010/05/28

中世(12世紀ごろ)…

中世(12世紀ごろ)フランスで作成された悪狐ルナールの物語です。狼との闘争を中心に、宮廷の会議の様子、商人や農民たちの暮しなど、当時の社会が生き生きと描かれてます。ちなみに、ゲーテの『ライネケ狐』もその流れを汲むものです。

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2010/05/28

中世(12世紀ごろ)…

中世(12世紀ごろ)フランスで作成された悪狐ルナールの物語です。狼との闘争を中心に、宮廷の会議の様子、商人や農民たちの暮しなど、当時の社会が生き生きと描かれてます。ちなみに、ゲーテの「ライネケ狐」もその流れを汲むものです。

文庫OFF

2024/06/04

どうもいけない、中世ヨーロッパの文化が馴染まない。個人的な印象ですけれども。 第1話から主人公の悪辣振りに辟易してしまい、その後、どうしても楽しめなかった。どうしても、主人公の女性の扱いが、受け入れられず、全編を読む妨げになった。中盤を過ぎたあたりで、この面が薄らいだような気がし...

どうもいけない、中世ヨーロッパの文化が馴染まない。個人的な印象ですけれども。 第1話から主人公の悪辣振りに辟易してしまい、その後、どうしても楽しめなかった。どうしても、主人公の女性の扱いが、受け入れられず、全編を読む妨げになった。中盤を過ぎたあたりで、この面が薄らいだような気がして、そうしたら、主人公のずるさをだんだんと楽しめるようになったのだが、とにかく第1話の展開が私には合わなかった。 中世騎士物語は結構好きだ。そういうタイプの映画もよく見た。しかし、この狐物語はそういった映画を見る際の障害になりそうだ。 この物語が楽しまれたということは、寓話の形にしろ、力あるものへの揶揄にしろ、これに近い現実というものがあり、容易にそれを想起できるということだと思う。そう思うほど、この物語は楽しめない。 歴史的価値のある物語だと思う。文化を語る上では貴重だと思う。それで☆2つ。

Posted by ブクログ

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