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4.4
9件のお客様レビュー
1932年ドイツの冬の日、ユダヤ人とドイツ貴族の少年たちは出会い…の表紙見返しのあらすじ冒頭でもう結末は予想ができるので、どんな風に出会ってやり取りをして別れるのか、の経過を見守る心持ちで読んだ。 それほど重要ではなかった自分の中にある「国」という要素が突如重い意味を持ち始め、...
1932年ドイツの冬の日、ユダヤ人とドイツ貴族の少年たちは出会い…の表紙見返しのあらすじ冒頭でもう結末は予想ができるので、どんな風に出会ってやり取りをして別れるのか、の経過を見守る心持ちで読んだ。 それほど重要ではなかった自分の中にある「国」という要素が突如重い意味を持ち始め、大人も子供も周囲がすべて掌を返していく中、聖域とは成り得なかった二人の関係は、形を変えて時代を経ても有り得る。大切だったものが壊れた後には、そうでなかったものより視界に入れたくなくなる。けれど、心に打たれた楔は何十年も抜けず、捨てることもできた筈のものにいつか向き合わざるを得ない。 終わり方が簡潔だからこそ、そのラストに至るまでの部分に何があったかを読者に委ねる広がりがある作りだなあと思いました。
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- ネタバレ
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綺麗な風景が浮かんでくる話し方を楽しめた。注が多かったことと世界史を習っていないとなかなか難しい内容だった。その時代の状況がよく理解できて知識も深まった気がする。
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お涙頂戴的なおセンチな本と言われようが、これを読んで涙したことは事実。もう一度読み返したいが、どこの段ボール箱に入っているか不明。
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