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紙の迷宮(上) ハヤカワ・ミステリ文庫
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紙の迷宮(上) ハヤカワ・ミステリ文庫

デイヴィッド・リス(著者), 松下祥子(訳者)

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紙の迷宮(上) ハヤカワ・ミステリ文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房
発売年月日 2001/08/15
JAN 9784151728518

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商品レビュー

3.6

5件のお客様レビュー

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2014/04/28

これからドキドキわくわくできるかな? といういいところで終わり。 下巻を読むかどうかは少し思案する小説だったかな。

Posted by ブクログ

2011/05/13

18世紀初頭のロンドンを舞台に元ボクサーの調査員が、破産した男の死の真相を探る。 警察もなく、株式市場が形成されかかっていると言った時代を振り返るのではなく、まるでいまさっき起こった出来事のように書いている。 この世界に入り込めるかどうかが鍵。 詳しい説明はかなり省かれているの...

18世紀初頭のロンドンを舞台に元ボクサーの調査員が、破産した男の死の真相を探る。 警察もなく、株式市場が形成されかかっていると言った時代を振り返るのではなく、まるでいまさっき起こった出来事のように書いている。 この世界に入り込めるかどうかが鍵。 詳しい説明はかなり省かれているので、自分はあちこちでひっかかってなかなか先に進めなかった。 それでも主人公は興味を抱かせるに十分な描写がされているので、ハードボイルドとして読んだ。ハードボイルド苦手なのだけど…。

Posted by ブクログ

2010/05/25

ユダヤ人で元ボクサーの探偵が主人公。 舞台は株式市場ができはじめた頃のイギリス。 探偵のもとに、自分の父親の自殺について調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人は、父親は自殺したのではなく何者かに殺されたのだと言い、さらに主人公の父親の事故死にも関連があるはずだと言う。 ユ...

ユダヤ人で元ボクサーの探偵が主人公。 舞台は株式市場ができはじめた頃のイギリス。 探偵のもとに、自分の父親の自殺について調査してほしいという依頼が舞い込む。依頼人は、父親は自殺したのではなく何者かに殺されたのだと言い、さらに主人公の父親の事故死にも関連があるはずだと言う。 ユダヤと世間、金と紙といった当時の世相の描写が興味ぶかい。 またミステリーとしても、登場人物の相互作用があいまって至る所に伏線が散りばめられる。いわゆる推理物ではないので、証券エンタテイメントとでも呼ぶべき読み物。

Posted by ブクログ

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