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アンソニー はまなす写真館の物語 あかね・ブックライブラリー5
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | あかね書房/ |
発売年月日 | 2001/09/15 |
JAN | 9784251041852 |
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商品レビュー
4.6
14件のお客様レビュー
茂一久美子さんのファンタジー児童小説ですね。 絵は、黒井健さんです。 海辺の町に、「はまなす写真館」という、百年以上続く古い写真館があります。 店の五代目になった龍平さんがいます。龍平さんは、なりたくて、はまなす写真館の五代目になったのではありません。父親が病気で亡くなり、し...
茂一久美子さんのファンタジー児童小説ですね。 絵は、黒井健さんです。 海辺の町に、「はまなす写真館」という、百年以上続く古い写真館があります。 店の五代目になった龍平さんがいます。龍平さんは、なりたくて、はまなす写真館の五代目になったのではありません。父親が病気で亡くなり、しかたなく、家の跡をついだのです。 龍平さんが、ぐちをつぶやいたとき、後ろで、とつぜんくぐもった声がしました。「アンソニー」の愛称でよばれている、古い箱形で、蛇腹のついた、この写真館ができた時からある、カメラがしゃべっていたのです。 「ア、アンソニーがしゃべっている……。」 龍平さんとアンソニーの不思議なお話の始まりです。 目次 1 龍平さんとアンソニー 2 海に帰った白い馬 3 薄雪写真館のひみつ 4 ふしぎな夜 5 山寺のカエデ 6 春の種 7 ザシキワラシ 「海に帰った白い馬」は、ふしぎなグラスの写真を撮ってほしいとの、いらいです。グラスには海の馬が閉じこめられていて、月夜の浜辺で海の水をいれたら、馬が海に帰ってしまうというのです………? 「薄雪写真館のひみつ」は、はまなす写真館の町にはもう一件「薄雪写真館」があります。ある晩に、紺色の上着を着た、真っ黒なネコがたずねてきました。 自分の記念写真を撮って欲しいとのいらいです。 でも、話を聞いて見ると、その猫は、「薄雪写真館」の店主だと言うではありませんか………? 「ふしぎな夜」は、アンソニーが、月の光の海の写真を撮りたいと言い出して、浜辺に行きます。 すると沖に、白い帆をはった帆船が、幻のようにうかんでいるではありませんか………? 「山寺のカエデ」は、カレンダー屋さんから、秋の写真のいらいがありました。 龍平さんは、大喜びで山に撮影に出かけます。 ところが、山で道にまよっていると、ぽっかり前方がひらけて、小さなお寺が現れました。そして、そこには見事に紅葉したモミジの木が立っていました。 龍平さんが、写真を撮っていると、緑色のカエルが姿を表しました。とつぜん、カエルがしゃべりだしたのです………? 「春の種」は、小学二年生の真理という女の子が、店の前に、かざっているスズカケノキの写真をみていて、龍平さんに「ここに写っている人)…。」と指さしました。お話を聞いてみると子ネコが、写真の中に閉じ込められたと、言うのです………? 「ザシキワラシ」は、港近くの、蔵のある大きな屋敷のおばあさんから、「家族の写真をお願いしたい」と、いらいがありました。 出掛けて、写真を撮ろうとすると、ふしぎな女の子がすわってるいるではありませんか………? 茂一久美子さんの、ロマンチックでやさしいメルヘンの世界と、龍平さんの先祖からの温かいお話で、まったりとしました。黒井健さんのすばらしい絵が物語をかざります。愉しいひとときを、ファンタジーの世界にひたるのは嬉しいですね。
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海辺の町で百年以上続く「はまなす写真館」。ここに古くから伝わる、箱形で蛇腹のついたカメラ「アンソニー」が語る、はまなす写真館の歴史とは…。「海に帰った白い馬」「山寺のカエデ」など7話の連作ファンタジー。 小学生の頃に図書室で何度も読んだ思い出。読みたくなって購入。優しい町の匂い...
海辺の町で百年以上続く「はまなす写真館」。ここに古くから伝わる、箱形で蛇腹のついたカメラ「アンソニー」が語る、はまなす写真館の歴史とは…。「海に帰った白い馬」「山寺のカエデ」など7話の連作ファンタジー。 小学生の頃に図書室で何度も読んだ思い出。読みたくなって購入。優しい町の匂いの中で、移り変わる時代とそれを継いできた写真館が思い浮かぶ。自分は昔から「誰かが歴史を紡いでいく」ことが好きだったんだなあと思った。
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小学校中学年ぐらいに、友達におすすめされて読んだ作品。 残念ながらカメラが喋ることぐらいしか憶えてないので、後でしっかり読み返したい
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