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ぼくらの時代・猿丸幻視行 江戸川乱歩賞全集12 講談社文庫
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ぼくらの時代・猿丸幻視行 江戸川乱歩賞全集12 講談社文庫

栗本薫(著者), 井沢元彦(著者), 日本推理作家協会(編者)

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ぼくらの時代・猿丸幻視行 江戸川乱歩賞全集12 講談社文庫

定価 ¥1,309

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 2001/09/15
JAN 9784062732680

ぼくらの時代・猿丸幻視行

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商品レビュー

4.5

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

栗本薫氏の青春ミステ…

栗本薫氏の青春ミステリと井沢元彦氏の伝奇ミステリが一緒に読める、贅沢な1冊。

文庫OFF

2024/05/26

『ぼくらの時代』は70年代にいかにも似合う青春推理小説という感じ。著者の栗本薫さんは、自分としては中島梓さんとしての印象が強い方なんだけど、ウィキペディアで調べたら、2009年に56歳で亡くなっていることを知った。今の自分よりずっと若いのに・・・最近50代で亡くなる人の報道を知る...

『ぼくらの時代』は70年代にいかにも似合う青春推理小説という感じ。著者の栗本薫さんは、自分としては中島梓さんとしての印象が強い方なんだけど、ウィキペディアで調べたら、2009年に56歳で亡くなっていることを知った。今の自分よりずっと若いのに・・・最近50代で亡くなる人の報道を知る度にそう感じるようになった。まあ余談だけど。 さて、この文庫本で注目したのは『猿丸幻視行』である。これは極めて個性的な、いわば幻想SF推理小説とでも名付けたい特殊な内容だった。作品前半で連想したのは、クリストファー・ノーランの映画作品。特に『インセプション』はこの作品からインスピレーションを受けたのではと思ってしまうほど良く似ている。なんでこんなお話が推理小説なのかと読み進めると、超奇怪な暗号解読にストーリーが移行し、やがて不可解な殺人事件へと展開する。盛りだくさんの歴史冒険小説のような読後感。映像化したらもっと楽しめそうな傑作だと思う。

Posted by ブクログ

2018/05/17
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

ぼくらの時代/栗本薫:第24回大賞受賞。1978年。 高校生の頃読んだから再読。なんとなく結末は覚えてる。アルキメデスは大人が若者を書いた小説だったが、これは若者が自分たちのことを書いた小説、と当時話題になったらしい。 受賞の言葉がよい。抜粋。一年前に評論で賞をもらっているので、一年目の浮気かいと冷やかされた。とんでもない、どちらも本妻である。糟糠の妻と、長年の片思いがやっとかなった恋女房。 この後の作者の多才ぶりを予言するような言葉だ。 高校生当時に続編も読んでいる。 猿丸幻視行/井沢元彦:第26回大賞受賞。1980年。 古歌の暗号愛読。読み飛ばした感が。パズル的なの好きじゃないし。 日本史、和歌、興味ないし。 だのに、日出処の天子は好きなので、山岸涼子(絵もあまり好みではない)の偉大さと10代の脳の素晴らしさをつくづく考える。 そんなことより、島荘も占星術殺人事件で候補になってる。え、こっちなんだ?って思うの。 この賞から新本格は出てないしねぇ。また違うんだろうなぁ。

Posted by ブクログ