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万葉集 ビギナーズ・クラシックス 角川ソフィア文庫
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万葉集 ビギナーズ・クラシックス 角川ソフィア文庫

角川書店【編】

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万葉集 ビギナーズ・クラシックス 角川ソフィア文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 角川書店
発売年月日 2001/11/21
JAN 9784043574063

万葉集

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商品レビュー

4

35件のお客様レビュー

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2010/05/28

万葉集の有名な歌と、…

万葉集の有名な歌と、現代語訳、解説が載っています。万葉集に関するコラム欄もあり、万葉集入門者にオススメの読みやすい一冊です。教科書などにも出てくる有名な歌が多く掲載されているので、学生の方にも役立つ本だと思います。

文庫OFF

2022/11/02

言うまでもなく、最古の当時の全層の人々から収集した歌集である「万葉集」の入門書というか、「ビギナーズ クラシックス」な、ガイドブックである。 義務教育にも、万葉集を取り上げられていて、今さら入門もないとおもうし、日本史史上初の、五経四書以外で、万葉集から引用された年号の令和の出典...

言うまでもなく、最古の当時の全層の人々から収集した歌集である「万葉集」の入門書というか、「ビギナーズ クラシックス」な、ガイドブックである。 義務教育にも、万葉集を取り上げられていて、今さら入門もないとおもうし、日本史史上初の、五経四書以外で、万葉集から引用された年号の令和の出典元であることから近年存在感が大きいとは思いますが。 万葉集には、4期の編纂があって、20巻には、それぞれの特徴がある。さまざまな写本がつたえられていて、収録された歌の数は、4500あまりとされている。 この書は、4540首を採用しているようだが、同じ、角川ソフィア文庫の新版「万葉集」全4巻の合計は、4516首である。 万葉の葉とは年という意味で、いつまでも(1万年後でも)残る歌集であるという当時の意気込みが伝わってきます。 ・枕言葉 ある語の前に置かれる決まった表現 千早振る+神代もきかず... 300弱あり、他にも、序詞(じょことば)がある ・長歌と反歌 長歌とは、七五調でかかられた長文の歌であり、その歌を受けて、続けれられる 五七五七七の短歌が、反歌である。長歌は、260余首あり、他の歌集には、ない多さである。 ・部立(ぶだて) 歌の種類をいう。    挽歌 死者を悼む歌    相聞 恋、情をうたった歌    雑歌 挽歌でも、相聞でもない歌    正述心緒 心情をまっすぐに述べる    寄物陳思 事物に託して心情をのべる    他 東歌 東国の人の歌   ・万葉集の成立 本書によれば、雄略天皇や磐姫皇后の伝承歌を除くと、629年から759年までの130年の歌が収められている。その成立は、700年から780年ごろにかけてとある。 4期にわたっているようであり、母体となったテキストに追加されている形で、膨大なアーカイブが成立したようだ。 構成は、2部20巻 第1部  巻1 各天皇の歌、雑歌    巻2 各天皇の歌、相聞、挽歌 これが、第1期、第2期になる  巻3 第3期、第4期  巻4 同上 相聞  巻5 大伴旅人、山上憶良を中心といた大宰府官人の歌、漢詩を含む  巻6 雑歌、 ここまですべて歌人が判明  巻7 すべてよみびと知らず 雑歌、譬喩歌、挽歌の3部からなる、旋頭歌25首、人麻呂歌集から60首  巻8 四季の歌、雑歌と相聞  巻9 雑歌、相聞、挽歌の3部  巻10 四季の歌、雑歌、相聞、ほとんど、よみびと知らず、人麻呂歌集より70首  巻11 2巻セットで、古今相聞往来歌上  巻12 2巻セットで、古今相聞往来歌下  巻13 大和あたりの長歌 よみびと知らず  巻14 東歌 よみびと知らず  巻15 部立はなく、遣新羅使節の歌、中臣宅守と狭野弟上娘子の贈答歌群  巻16 由縁有る雑歌 伝説歌、地方民謡 巻15,16は、付属ではないかと推測している 第2部 大伴家持編  巻17 家持の歌が日次で巻19までが収められている。  巻18 同上  巻19 同上  巻20 防人の歌(家持が役人として担当していた) 掲載されていた歌の中でこれはと思ったのはこの3首でした。 悲劇の皇子、有間皇子の歌   家にあれば 笥に盛る飯を 草枕 旅にしあれば 椎の葉に盛る(142) 笠郎女   わが形見 見つつ思はせ あらたまの 年の緒長く われも思はむ(587) 遣唐使の母 反歌   旅人の 宿りせむ野に 霜降らば 吾が子羽ぐくめ 天の鶴群(1791)

Posted by ブクログ

2022/07/30

ビギナーズクラシックス3冊目。 感じたこと。 ・最初の方の神話っぽい伝説っぽい歌がおもしろかった。長歌。大和三山の争いとか。 ・人間関係がすごく狭い中で、恋愛や結婚や政権争いが起こっていて、人と人とのつながりを図にするのがおもしろかった。 ・筑紫歌壇が好きだった。 ・多くの作者...

ビギナーズクラシックス3冊目。 感じたこと。 ・最初の方の神話っぽい伝説っぽい歌がおもしろかった。長歌。大和三山の争いとか。 ・人間関係がすごく狭い中で、恋愛や結婚や政権争いが起こっていて、人と人とのつながりを図にするのがおもしろかった。 ・筑紫歌壇が好きだった。 ・多くの作者未詳歌の歌声が人麻呂や家持の歌を支えている、っていうところがよかった。名もなき人たちだけど、歌は歌として、何百年も後世に残り続けるのってすごいことだと思う。 ・今も昔も変わらない、人の気持ち。

Posted by ブクログ

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