頑張りすぎないほうが成功する PHP文庫

中谷彰宏(著者)

• 販売会社／発売会社: PHP研究所/
• 発売年月日: 2000/03/15
• JAN: 9784569573755

商品レビュー

2010/05/28

僕が、大学時代、陸上…

[文庫ＯＦＦ]

僕が、大学時代、陸上競技で大成しなかったのは、がんばりすぎちゃったのが原因の大部分だと思って読んでみた。やる気は、焚き火のようなもの。火を大きくしてしまうと、火は長持ちしない。僕は、いつも火を大きくし過ぎて、火を長持ちさせることができなかった。いつも、体が悲鳴をあげて、壊れてしまっていた。社会人になってからは、この反省を活かして、『細く長く』『継続して』勉強なり、他のことなりに励んでいきたいと思う。そういう意味の、反省するための材料として読む分には有益な本だと思う。

2010/10/18

◎ウォーミングアップにならないことはひとつもない。

◎時間を作るコツは、準備をしないこと。時間がないという人は、準備に時間をかけすぎ。

◎好きなことに出会えただけで幸せだ。好きなことに出会えない人もたくさんいるんだ。

◎人間の手で暖められないものはない。

◎自分に降りかかるすべてのことを引き受ける人に幸せは訪れる。

◎成功する人は生後とが早いのではなく、労働時間が長いだけだ。

◎亡くなった人は、遠くへ行ったのではない。あなたの中に合体したのだ。

2000/03/01

人生は昆虫採集。値段の高い虫より、見たこともない変な虫を見つけることが大事。(p.13)
一生懸命なにかをやることは、だらだらと生きている人にとっては、こっけいです。だらだらと生きている人は退屈なので、見せ物を見て退屈しのぎをしようとします。一生懸命生きていない人は、一生懸命している人が汗をかくのを見てばかにしたいのです。転ぶのを見て、笑いたいのです。見せ物を見て笑う側にまわってはいけません。見せ物にされて、笑われる側になるのです。それが、あなたが一生懸命にしている証拠です。(p.24)
あの人はマメだからと、逃げてはいけない。マメな性格の人なんていない。マメに行動する人がいるだけだ。(p.29)
どっちが勝つかわからない。ただし、見物客が勝つことだけはない。(p.34)
人生で、まちがわない方法があります。まちがった時に、「あっ、まちがった」と大声で言うことです。できれば、明るく宣言しましょう。「まちがった」と言えないから、辛いのです。自分が「まちがった」と認めることは、これほど恥ずかしいことはありません。でも、「まちがった」と私が言おうが言うまいが、私がまちがったことは、もうみんなにわかっているのです。「まちがった」と言うのは、みっともないことではないのです。(p.47)
1ミリまで測れる定規で、0.1ミリまで測る。目盛りがなくなったところからが勝負。(p.53)
自分に降りかかるすべてのことを引き受ける人に幸せは訪れる。(p.71)