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自由と経済開発
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自由と経済開発

アマルティア・セン(著者), 石塚雅彦(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 日本経済新聞社
発売年月日 2000/06/15
JAN 9784532148294

自由と経済開発

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商品レビュー

3.9

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2024/12/08

008 センの子供の頃 現在のバングラデシュの首都ダッカ市にある家の庭で遊んでいた 背中をナイフで刺された男が庭に入ってくる インドとパキスタンの分離独立の前 各地で暴動 ヒンドゥー教徒とイスラム教徒が殺し合っていた 彼は死んだ 経済的不自由のために死んだ 015 飢饉同...

008 センの子供の頃 現在のバングラデシュの首都ダッカ市にある家の庭で遊んでいた 背中をナイフで刺された男が庭に入ってくる インドとパキスタンの分離独立の前 各地で暴動 ヒンドゥー教徒とイスラム教徒が殺し合っていた 彼は死んだ 経済的不自由のために死んだ 015 飢饉同盟 北朝鮮とスーダン 044 中国とインドの対照の異なった側面 046 インドに比べ中国は民主的な自由が欠如している 121 経済学における、不平等への関心 え? なんでここで スティグリッツとかトマ・ピケティが出てこないんだろ? 126 市場・自由・労働 129 共産主義経済は、隷従への道だというハイエクの批判は厳しいがぴったりの表現 272 イスラム的寛大さ アクバル だれも宗教を理由に干渉を受けてはならない センは、よくこれを引き合いに出すよね。 286 現実の歴史は「意図せざるもの」によって支配されていると主張する。 アダム・スミス、カール・メンガー、ハイエク 294 「意図しない結果」の擁護は、このように慎ましい始まりから発展した。 特にカール・メンガーは、これが経済学の中心的な名代であると主張した。 ハイエクがこの理論をさらに発展させ「すべての社会理論の目標への深い洞察」であると説明した ハイエクは、重要な結果は意図しないものが多いという初歩的な事実に強くとらえられていた。 私はハイエクの思想は(彼はおそらく誰よりも立憲制、権利の意味、社会的プロセス、その他の極端な社会経済概念の理解に貢献した)に対して賞賛の気持ちを抱いているが、このさほど重要でない認識が重大な思想だとは思えない。 もしこれが、ハイエクの言うように深い洞察なのだとしたら、この深さには何か間違いがある 305 制度、行動規範、マフィア マフィアの機能的役割

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2022/07/18

ー 私たちが生きるこの恐るべき世界はー少なくとも表面上はーあまねく全能の慈悲心の支配が及んでいる世界のようには見えない。(神の)情け深い世界秩序が、どのようにして過酷な悲惨、執拗な飢え、欠乏と絶望の暮らしに苦しむこれほど多くの人を含み得るのか。なぜ毎年何百万人もの子供が食料、医療...

ー 私たちが生きるこの恐るべき世界はー少なくとも表面上はーあまねく全能の慈悲心の支配が及んでいる世界のようには見えない。(神の)情け深い世界秩序が、どのようにして過酷な悲惨、執拗な飢え、欠乏と絶望の暮らしに苦しむこれほど多くの人を含み得るのか。なぜ毎年何百万人もの子供が食料、医療、社会的保護の欠如のために死ななければならないのか。これらを理解することは困難である。 もちろんこれは新しい問題ではない。神学者たちはこのテーマを論議してきた。神は人間が問題に自分で対処することを望んでいるのだ、という主張は知的にもかなり支持されてきた。私は宗教を持たない人間として、この論争の神学的価値を評価する立場にない。しかし、人間には生きる世界を自分たちで発展させ、変える責任があるのだという主張の持つ力を認めることはできる。人がこの基本的な関係を受け入れるのに信心の有無を問われる必要はない。一緒に―広い意味で―生きている人間として、身の回りに目にする恐ろしい出来事は、本質的にわれわれ皆の問題であるという思いから逃れることはできない。それらはだれかほかの人の責任でもあるかどうかはともかく、われわれの責任なのである。 ー 経済成長、経済開発の数字的な側面に惑わされず、人が人間的な自由、つまり選択肢があり自分の幸福の観点により選択できる可能性、を享受できる度合いをみていくべきだ、と主張する論考。 20年以上前の作品。教育と基本的な医療の重要性とか、政治制度の違いによる飢饉の発生頻度とか、今でも解決していない重要な論点が語られている。 世界は確実に良くなってきているけれど、教育や医療、基本的な人権の尊重、生き方を選択出来る自由など、まだまだ行き届いてない事実は無視できない。 続けて『正義のアイデア』を読もう。この世に蔓延る不正義、理性的ではないものとどう対峙すべきか、今こそじっくり考える時期だと思う。

Posted by ブクログ

2013/09/23
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

これまでのセンの著作本以上に、民主主義・公開討論の重要性に光が当たっている本。 ポイントは、上記(これらは、手段として重要なだけでなく、それ自体が本質的に重要)に加え、経済開発だけが重要なわけではなく、それも含めた自由の多様化が重要なのだということ、agency:人が主体的、能動的に行動する力を強化できることの重要性、理性的に人々が自己・社会を変えていくことができるということ、何が重要であるかに視点を定めその領域についての情報の収集・付与に力を注ぐことの大切さ、 というところですかねー。 WB向け講義をまとめ直した本である模様。

Posted by ブクログ