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光の教会 安藤忠雄の現場
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 建築資料研究社 |
発売年月日 | 2000/12/09 |
JAN | 9784874606964 |
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商品レビュー
4.4
26件のお客様レビュー
建築家の本はどうしても建築家自身にスポットが当てられがちだが、この本は安藤忠雄氏は主役ではなく、関わった施主、施工業者にスポットが当てられているように感じる。光が当たる人の周りの陰で目立たないが誇りをもって自分の役割を果たす人々がいることをわからせてくれる。
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光の教会―安藤忠雄の現場 (和書)2009年12月24日 21:54 2000 建築資料研究社 平松 剛 安藤忠雄の伝説的経歴に随分憧れたものです。設計事務所の雰囲気がよく書かれていて、自分にはとても務まらないなって思う。でもこういう本を読むと、なんだか自分が日々過ごしてる中で無感動であったものに何か突然光が当たり、何かやれそうな高揚感みたいなものを感じる。ただ今の自分は、優劣がどうとかではなく自分に向いた何かに向かいたい。それが栄光に包まれたものではなくても。
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安藤忠雄が手掛けた大阪の小さな教会、通称「光の教会」の話。 発案からお金のやりくり、安藤忠雄のこだわりと現場の折衝など、竣工に至るまでの紆余曲折を淡々と、しかしユーモラスに綴っている。 安藤忠雄は、溢れ出る熱意と体力と才気で仕事をしている。 その仕事ぶりがあまりにもワンマン過ぎて、今だったらパワハラとかで告発されて破滅しているだろうな…と思った。 「教会が風雨に晒されてても良いんじゃないか?厳しい環境の中で信仰を深める、それこそ宗教のあるべき姿だ」というようなくだりがあっていかにも説得力がある風だったが、 安藤忠雄は普通に住宅とかでも吹き曝しの空間を作るので、宗教とか関係なく自分がそういうの好きなだけだと思います。 「(賛美歌を歌ったりするが)教会にオルガンはなくてもいい」と言い出すほど内装にこだわっているのに、音響に配慮しなかったせいで結局教会の人間がマイクとスピーカーを置かざるを得なくなったりしていて、でもそのことを『人間、不便を感じると、何かと頭を使うものなのだ。』と表現していて、安藤忠雄を守り過ぎな感が否めなかった。 そこに住むひとのことを考えて設計するのが建築家の第一信条だと思っていたが、安藤忠雄はそうではなく、どちらかというと芸術家なのだ、と思うと納得する。 安藤忠雄の才能よりも施主との間に立ち続けた部下の水谷さんに共感する本だった。
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