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横井小楠 儒学的正議とは何か 朝日選書645
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横井小楠 儒学的正議とは何か 朝日選書645

松浦玲(著者)

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横井小楠 儒学的正議とは何か 朝日選書645

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 朝日新聞社
発売年月日 2000/02/25
JAN 9784022597458

横井小楠

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商品レビュー

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2013/11/02

 「腐儒」という言葉は知っていたが、「儒教」と聞いても「保守的」とか「封建制」とかのイメージしかない。しかし、決してそういうものではないことを本書で初めて知った。  「横井小楠」の「儒教」とは、言ってみれば「儒教原理主義」のような戦闘的なものだったのだろうか。  幕末の混迷を、後...

 「腐儒」という言葉は知っていたが、「儒教」と聞いても「保守的」とか「封建制」とかのイメージしかない。しかし、決してそういうものではないことを本書で初めて知った。  「横井小楠」の「儒教」とは、言ってみれば「儒教原理主義」のような戦闘的なものだったのだろうか。  幕末の混迷を、後世から見た単純なストーリーとしてではなく、当時の人々の絡み合いの詳細な動きを通して、有名な人物のキャラクターが目の前に浮かぶような内容は、実に興味深い。  しかし、やはり「儒教」を掲げた「横井小楠」の思想はわかりにくい。  「横井小楠」は後世に書物を残さなかったし、「松平春嶽」の政治顧問としても成功したとは言いがたい。  本書は、幕末史としては興味深く読めたが、「横井小楠」という人間や思想を紹介するという面ではそれほど成功しなかったのではないかとも思えた。

Posted by ブクログ

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