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朗読者 新潮クレスト・ブックス
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 新潮社/ |
| 発売年月日 | 2000/04/25 |
| JAN | 9784105900182 |

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商品レビュー
3.9
77件のお客様レビュー
一読の価値あり
ナチスによる、数々の歴史犯罪を背負った戦後ドイツ。今も深く残る虐殺の爪痕に対して、またそれを行った者に対して、現在を生きる者たちはどう向かい合うべきか?贖罪とは何か?いくつもの問いかけを包み込む一冊。
yui
「愛を読む人」のタイトルで映画化もされた作品。 読む行為は空気同様、当たり前のことと感じていた。 この作品は「読む」ことが人生に深く関わる行為であることを再認識させてくれる。
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母親のような年齢の女性ハンナとの恋愛と、戦犯として裁かれる彼女との再会——。“ぼく”ことミヒャエルの愚かしく、筋違いで、滑稽だが真剣な懊悩が綴られる。 ハンナは自らのコンプレックスから逃避し、ミヒャエルはハンナと向き合うことから逃避する。二人は互いに本音をぶつけているようで逃げ...
母親のような年齢の女性ハンナとの恋愛と、戦犯として裁かれる彼女との再会——。“ぼく”ことミヒャエルの愚かしく、筋違いで、滑稽だが真剣な懊悩が綴られる。 ハンナは自らのコンプレックスから逃避し、ミヒャエルはハンナと向き合うことから逃避する。二人は互いに本音をぶつけているようで逃げてばかり。正直に言ってかなりイライラさせられるし、逃げ続けたことでミヒャエルは苦い結末を味わうはめになるが、そもそもハンナが逃げ続けなかったら二人は出会わなかったかもしれないと思うと……。 ミヒャエルが用いる「感覚の麻痺」という表現は言い得て妙だ。 ミヒャエルがいないとき彼女は何をして、何を考えていたのか? ——本作はミヒャエルの視点で展開するため、ある意味ではハンナはのっぺらぼうのまま。ごく断片的にしか知らない相手を愛しまくり、避けまくる様が人間的でいい。 過去の大罪を現在及び未来が裁き得るのか——ナチであった(かもしれない)親世代と、彼らに向き合わねばならぬ子世代との葛藤、ともいえるテーマも本作に。ナチズムはともかく、戦争に肯定的で積極的だった過去との対峙を扱った作品は日本にもありそう。 親子のように年の離れたミヒャエルとハンナが肉体関係を結ぶ場面はかなり煽情的。読者によっては本来のテーマが霞んでしまうかも?
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