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サイエンス・ウォーズ
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サイエンス・ウォーズ

金森修(著者)

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サイエンス・ウォーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 東京大学出版会
発売年月日 2000/07/01
JAN 9784130100854

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商品レビュー

3.5

2件のお客様レビュー

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2011/01/11

ソーカル事件で有名となった「サイエンス・ウォーズ」の紹介を含む論文集。著者は科学者・科学論者のどちらに肩入れしているわけでもないのだが、本書は中立的な立場からの紹介を目的とする本ではない。「まえがき」に書かれているように、わが国ではまだ十分に知られていない現代科学論を「紹介をする...

ソーカル事件で有名となった「サイエンス・ウォーズ」の紹介を含む論文集。著者は科学者・科学論者のどちらに肩入れしているわけでもないのだが、本書は中立的な立場からの紹介を目的とする本ではない。「まえがき」に書かれているように、わが国ではまだ十分に知られていない現代科学論を「紹介をするにあたり、サイエンス・ウォーズという派手な逸話を中心にまとめてみたもの」である。 本書は三つのパートから構成されており、サイエンス・ウォーズの紹介は最初のパートでなされている。著者は一部の科学論者の言説のおかしさを認めながらも、けっきょく科学者の側の議論の政治的なナイーヴさを指摘することで議論をまとめている。「客観的実在は確かに存在するのだろう。だが「客観的実在は存在する」というその同じ言表が、いつどの時点で誰によってどのような文脈で語られるのかによって、それが意味しうることが異なってくる」と著者は述べ、「客観的実在」に劣らず「政治的実在」も存在するのだと主張している。 こうした議論構成そのものが科学論者の立場からなされたものだという印象は確かにあるが、そもそも本書の主題は、サイエンス・ウォーズという題材によって現代科学論を紹介することだったことを、思い起こすべきである。 第二のパートに収められた「科学の人類学」の章と「社会構成主義の交流と停滞」の二つの章も、第一のパートに劣らない重要性を持つと言ってよいと思う。前者では、フランスの科学論者ラトゥールの「科学人類学」やラトゥールとカロンの「アクター・ネットワーク」の紹介が、後者では、アメリカの社会構成主義の変遷が、ていねいに紹介されている。 第三のパートに収められた三つの論文は、より政治的な考慮を必要とするテーマが扱われている。いずれもたいへん興味深い内容ではある。ただ、『サイエンス・ウォーズ』というタイトルの付された本書にこれらの論文が収められていることには少し首をひねらざるをえない。サイエンス・ウォーズについての中立的な紹介を期待する読者に不審を抱かせる恐れが皆無ではないだろう。次著『負の生命論』(勁草書房)に収録した方がよかったのではないか。

Posted by ブクログ

2010/05/09

だいぶ昔に読んで面白いと思ったんだけど・・ 批判多いww確かに科学寄りではないかな・・ もう一回読もう。

Posted by ブクログ