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最終講義
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 作品社/ |
| 発売年月日 | 2000/09/30 |
| JAN | 9784878933660 |
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ニーチェ「力への意志」について。 木田によれば、「力への意志」とは自ずから生成する生きた自然のその「生」の構造を言い当てようとする概念だという。 生きた自然のその「生の構造」、ニーチェはこれをどのように考えていたのか。木田はニーチェは、「生の構造」について、ショーペンハウアー...
ニーチェ「力への意志」について。 木田によれば、「力への意志」とは自ずから生成する生きた自然のその「生」の構造を言い当てようとする概念だという。 生きた自然のその「生の構造」、ニーチェはこれをどのように考えていたのか。木田はニーチェは、「生の構造」について、ショーペンハウアー流の「全く無方向の生命衝動」ではなく、「常に現にあるよりもより強くより大きくなろうとする意欲」と捉えたと述べている。 より強く、より大きく、それはある意味では他者への侵害、搾取、抑圧をも意味している。この人間の本質にあるマッチョ思考について、ヘーゲルは人間の根本には、「他の否定」を通して自己の絶対的な「個別性」を確保しようとする欲望があると述べている。 これを持って、ヘーゲルの自己論の原因としての承認欲求的欲望とニーチェの生の構造としての力への意志を接続することができる。 なお、ここまで聞くと、ニーチェは物事に構造や原因を見出すタイプの哲学者であると勘違いをしてしまう可能性がある。 しかし、ニーチェはこの「生の構造」以外のありとあらゆる構造について破壊したことで有名である。それは、真理であり認識であり自己である。誤解なきよう。
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ハイデガーを40年読み続けた木田元教授が語る。ハイデガーの思索を、西洋哲学史を捉え直す意図で読みなおす話に引き込まれる。 ハイデガーの全著作を読みたくなってしまう最終講義と、エルンスト・マッハをめぐる現象学の文脈に興味惹かれる最終講演。
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先日、『闇屋になりそこねた哲学者』を読んでから、すっかり木田先生のファンになってしまった。 木田先生の、飾らない人柄と鋭い頭脳に憧れ、『現象学』なども買ったが、すでに買ってあった本書を読むことにした。 本書は、『最終講義』というタイトルだけあって、当然、学問的なことが書かれている。 『闇屋~』と重複する生い立ちのところは良いとして、学問的なところは、ぼんやりとしか分からない。 ぼんやりとしか分からないが、深遠な世界の入り口を見ているようで、ワクワクした。 しかし、それは木田先生がワクワクしているからだろう。ハイデガーを読みたくて、哲学を始めた木田先生は、哲学が面白くてしかたがなかった。その思いのまま、50年間哲学を学び続けた人生であった。生涯青春の巨人であった。
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