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漁師さんの森づくり 森は海の恋人
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 講談社 |
| 発売年月日 | 2000/11/09 |
| JAN | 9784062104111 |
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漁師さんの森づくり
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漁師さんの森づくり
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商品レビュー
4.2
9件のお客様レビュー
同じ著者の『鉄は魔法使い』(https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4092271522#comment)が大変良かったので。 畠山重篤さんが、豊かな海のために森に木を植える運動「森は海の恋人」を提唱するまでの土台のようなノンフィ...
同じ著者の『鉄は魔法使い』(https://booklog.jp/users/junsuido/archives/1/4092271522#comment)が大変良かったので。 畠山重篤さんが、豊かな海のために森に木を植える運動「森は海の恋人」を提唱するまでの土台のようなノンフィクションです。 畠山さんの生まれ育ったのは、岩手県三陸リアス式海岸の海辺は、海からいきなり山が続く地形なので、山と海を行ったり来たりの生活でした。そのため幼いときから大人と一緒に、海からは魚や貝や海藻、山では鳥や木の実を取る生活でした。まさに生き物が満ち満ちた海と山だったのですね。 やがてお父さんは牡蠣の養殖を始めました。牡蠣の育て方、自然の様子が牡蠣の成長にどの用に影響するのか。 「宮城種」の牡蠣は世界的にも優良種で、欧米で養殖される牡蠣も宮城種をつかっているんだとか。 わーいもっと牡蠣を食べよっと(^o^) そんな牡蠣の成長が思わしくなくなり、その原因を調べるうちに「水産加工場が流す廃棄物」とわかった、つまり、海岸から離れた土地が荒れたことが、海の生物の生態系に影響するということです。「今までは雨が降れば海の生き物が成長したが、今では雨が降ったら海藻が枯れてしまう」ことを目の当たりにしたからこそわかったんですね。 川を汚せば海が荒れるというのは当たり前ではあるのですが、建設というものは自然全部では考えません。山のことは林野庁、水田は農水省、川は建設省、海は運輸省という行政システム。そのためダム建設するとか山に工場を建てたら、海にどのような影響があるかは誰も考えない。 しかし昔の人々は、森と海が繋がっていたことを知っていたはず。だって川の上流にある山でのお祭りには、漁民たちが海の水を捧げるのです。ほら、昔の人は、その山から流れる川が海につながっているって知っていたんですよ。 そこで畠山さんは山の人たちにも協力を呼びかけるとすぐに話が通じ、一緒に植樹をすることに。 こうして「大漁旗をはためかせながら山に植樹する」運動へと繋がります。 さて。「リアス式」とはなにか? 元はスペイン語の「複数のリア(潮入り川)」だそうです。リアス式海岸の複雑に入り組んだ湾は、川が削った谷だったのです。それが大昔、地殻変動が起こり谷底が深く落ち込み、海がゆっくり谷に入り込んでできた地形だったのです。 そう、リアス式海岸には多くの川が流れ込んでいます。山で蓄えた養分が、多くの川に混じり海に流れます。これこそ自然の循環。 そしてそんな循環は東京湾にも見えます。 東京湾には、武蔵野の雑木林などの森を通る川が何本も流れ込みます。東京湾には昔から「江戸前」の海の幸が豊富だったということから分かります。東京湾の貝塚では、縄文人が牡蠣の養殖をしていた跡も見られるとか。 おお、具体的に「武蔵野の養分が川を通って東京湾に流れ込み江戸前の海産物が」と言われるとすっごくイメージ着いた!! こちらの本は『鉄は魔法使い』よりも根本的な自然のことや、繋がるということを考えるようになっています。 本当に良いお話でした。そしてみなさん『鉄は魔法使い』も是非!
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小・中学生向きにつくられた本であるので、文章が柔らかく優しい。 ただ決して幼稚な本ではなく、漁師さんが森を育てる意味がしっかり伝わってきます。 新しい発見というよりは自然を大切にする心得や気持ちを育てる内容で、大人も子供も読んで何かを感じてほしいなと思いました。 数年前にNHKか...
小・中学生向きにつくられた本であるので、文章が柔らかく優しい。 ただ決して幼稚な本ではなく、漁師さんが森を育てる意味がしっかり伝わってきます。 新しい発見というよりは自然を大切にする心得や気持ちを育てる内容で、大人も子供も読んで何かを感じてほしいなと思いました。 数年前にNHKか何かでこの活動を動画で観ましたがとても素晴らしいものでした。 今ももちろん続いており、自然と生活が密接な関係であることが伝わり拡がっていくことを願っています。 スペインのガリシア地方にも行きたくなりました。
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森と海のことを中高生くらいにわかりやすく伝えるのに適した本でした。大人も入門編としてはとても良いと思います。
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