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うろんな客
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 河出書房新社 |
| 発売年月日 | 2000/11/30 |
| JAN | 9784309264349 |
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うろんな客
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商品レビュー
4.4
180件のお客様レビュー
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※このレビューにはネタバレを含みます
ゴーリーの絵本。ユニークでシュールで特に深い意味もないが読んで眺めると胸がくすぐられる。ああ楽しくてほんのり暖かくて面白い。 突然現れたそれ、顔は尖がったオオアリクイかバクのようだが直立歩行で人のようでもある生物。 風の強い冬の夜にベルも鳴らさずやってきた。 わずか30ペ―ジほどで左半分に二行ほどの英語文と訳、右にイラストがある。 解説を読めばもう言葉は尽きるけれど。 風の強いとある冬の晩、館に妙な奴が闖入(ちんにゅう)してきた。そいつは声をかけても応答せず、壁に向かって鼻を押しあて、ただ黙って立つばかり。翌朝からは、大喰らいで皿まで食べる、蓄音機の喇叭(らっぱ)をはずす、眠りながら夜中に徘徊、本を破る、家中のタオルを隠すなどの、奇行の数々。でもどういうわけか、一家はその客を追い出すふうでもない。 アメリカ生まれの異色のアーティスト、エドワード・ゴーリーによる、1957年初版の人気の絵物語。なんといっても、「うろんな客」の姿形がチャーミングで、忘れがたい。とがった顔に短足。お腹がふくらみ、重心が下にある幼児型が、稚拙な仕草をほうふつさせる。 この客、傍若無人ながらも憎めないのは、多分、彼が無心に行動するからだろう。たとえば子どもにせよ、ペットにせよ、無垢で無心な存在に、手はかかるけれども案外私たちは救われているのでは。そう思うと、この超然とした招かれざる客には思いあたるふしがある、と深いところで納得させられもするだろう。 白黒の、タッチの強いペン画と、文語調の短歌形式の訳が、古色蒼然としたヴィクトリア風館の雰囲気を、うまく醸し出している。明治時代の翻訳本のようなレトロ感も魅力。原文はゴーリー得意の、脚韻を踏んだ対句形式。どのページの絵も、これまた芝居の名場面のようにピタリときまって、子ども大人共に楽しめる絵本だ。(中村えつこ) もうこれで何も加える言葉はないが、それでもどこが好きかというと、この家族がいい。三世代の五人が住んでいる中流家庭のようだが、変な客に振り回されながら「もう、困ったやつ」「おいおいそれは捨てるな」と一応言ってみるだけ。客は好き勝手に暮らしていて、振り返ってみるとかれこれもう17年も住み着いているのだ。 シュールといえば「スナーク狩り」も何が何だか説明のできないおかしみがあった。穂信さんのリズム感のある訳もノリノリで、ちょっとどころか全く異世界のようなずれた話なのに取り込まれた。 そんな類の絵本だろうか。ありそうでなさそうな、へんてこなお話がなぜ心に残るのだろう。 もしかすると、今生きている世界も自分が納得しているだけで、違った眼鏡をかけると大いにずれた暮らし方かもしれない。 この「うろんな客」をあまり抵抗なく受け入れている家族もそんな少しずれた世界に住んでいる。でもそんなことには気がついてなくて、「うろんな客」もまたそんなずれが居心地いいのかもしれない。 訳の柴田元幸さんは、韻をふんだ原文を四文字熟語に置き換える面白い試みをしている。 小さい薄い絵本でもこんなにこんなに広い世界で遊ぶことができて楽しい。
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エドワード・ゴーリー、不思議で奇妙な絵本です。奈良県立美術館で展覧会がありました。楽しかったです。 BSテレ東「あの本、読みました?」で翻訳家柴田元幸さんが紹介されていて、ゴーリーを知りました。柴田元幸さんにも興味あり。鈴木保奈美さんがファンなのだそうです。
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米津玄師文学フェアでこの本を知り、生協の絵本特集コーナーで発見したことをきっかけに読む。 エドワード・ゴーリーの作品に触れるのはこの本が初めて。胡乱とは、確かでなく怪しい、胡散臭いという意味らしい。 海外のお話らしく、短歌調でイタズラっぽいシュールな内容が語られていたのが印象的だった。子どもっぽくてかわいいなと思っていたら、案の定あとがきで子どもの比喩であったと知る。そこまで考えが及ばず、丁寧に説明していただけて有難かった。最後のオチがどんでん返しっぽくてコミカルな感じもあり、クスッと笑えるような感じだった。 代表作「ギャシュリークラムのちびっ子たち」も読んでみたい。アリクイっぽい謎の生き物が可愛すぎた。いつか編みぐるみを作る。絶対。
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