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洗心洞箚記(下) 大塩平八郎の読書ノート タチバナ教養文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | たちばな出版/ |
| 発売年月日 | 1998/09/30 |
| JAN | 9784886929372 |

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洗心洞箚記(下)
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商品レビュー
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洗心洞箚記 下 大塩平八郎の読書ノート タチバナ教養文庫 よ K-18 著:吉田 公平 出版社:たちばな出版 見城徹氏の書に、おすすめもあって、手にとりました。本書は、その下巻です。 天保の飢饉のときに、幕府の無策に対して、立ち上がった義の人、それが大塩平八郎です。 大塩は大...
洗心洞箚記 下 大塩平八郎の読書ノート タチバナ教養文庫 よ K-18 著:吉田 公平 出版社:たちばな出版 見城徹氏の書に、おすすめもあって、手にとりました。本書は、その下巻です。 天保の飢饉のときに、幕府の無策に対して、立ち上がった義の人、それが大塩平八郎です。 大塩は大阪東町奉行所の与力でしたが、乱を決起して果てた。だが、その精神は、西郷隆盛らにも受け継がれて、明治にいたっています。 大塩は、たとえ、儒教とは道は違えども、道教にも、仏教にも、共通している部分があり、大いに参考にすべしと。また、同じ儒教のライバルでもある、朱子学についても、高く評価しているところもいい それが、王陽明の云う、学三変、に通じているのではないか。 そして、大塩は、良知心学を、「太虚に帰一せよ」と語っている。本書は換言すれば、既成の価値から自由でと言っています。 気になったのは、以下です。 ・良知心学を、「太虚に帰一せよ」「心を太虚状態に実現せよ」という言葉に集約して主張したことである ・太虚とは、仁義礼智信の5つの性が未分化ままのことであり、5つの性とは、太虚が分化したものである ・器にはそれにふさわしい使い道がある 使い道に適さなければ、たとい利い器であっても、鈍器と同じである このようなわけで、聖人は、人を器量に応じて使うのである ・現象に即して考えると、理と気とは分別すべきもののようであるが、本質に即してみると、もちろん理と気とは分別することはできない ・言葉や表情を飾りたてただけのことならば、君子は親しんだり信じたりはしない 真情と誠実がこもっていれば、言葉や表情に飾りがなくとも、君子は必ず親しみ信ずる ・良知を発揮するという学問は、単に他人を欺かないばかりではなく、何よりも自分を欺かない ・自分自身を安楽な立場におきたいと思うのは、人情である しかしながら、そのような人情のままにまかせたなら「人間らしい生き方をすることはできない」 ・心が太虚に帰一してこそはじめて真実の道理は保持される ・太虚とは、内容の充実した理であり、気である 円満充足してあまねく流布する ・自分の心を発揮し尽くした人は、自分の本性を知る ・明晰さが不十分だと、疑問が生じて判断に迷う 明晰だと疑問は生じないから、きっぱりと判断できる ・道理を窮め、本性を発揮し、天命を実現する、という三つの実践は、同時に実践されるのであって、そこに時間的な先後の順序はない ・学ぶ者は、誠実でなければならない、誠実でないと善を実践することはない ・学問の道とは誠実にすること、この一事なのだ ・学問するのは人格を陶冶するためである ・法文を厳格に適用しなくても、実情にかなっていることこそ、それこそが本来の寛仁なのだ ISBN:9784886929372 判型:文庫 ページ数:369ページ 定価:1200円(本体) 1998年09月30日 第1刷 2007年06月01日 第2刷
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陽明学者でもあった大塩平八郎の学びの記録である読書ノート『洗心洞箚記』を現代語に訳した本の下巻。書き下し文も掲載。 本書は、大塩平八郎が学びの中で得た気づきなどをまとめた読書ノートともいうべきもの。大塩平八郎の学びに対するストイックさが文章から伝わってきます。
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- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
昔の人がどのように学問を修めていたのかが分かる一冊。 古典の字面を追いかけるのではなく、あくまでも実践していくこと。 答えのない学問。 そう考えると、昔の聖人の記した書物というのは、すばらしい智の集まりであり、すぐれた神なる言霊の詰まったものであり、類稀な宝物のようでもあったのだなあと思います。 昔の学問における、書物の役割を考えると、本ってすごいなと思います。 大塩平八郎が琵琶湖で嵐にあったときの体験を、古典をひきあいに出して語るところが印象的でした。
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