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バッテリー(2) 教育画劇の創作文学
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バッテリー(2) 教育画劇の創作文学

あさのあつこ(著者), 佐藤真紀子

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バッテリー(2) 教育画劇の創作文学

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 教育画劇
発売年月日 1998/04/18
JAN 9784774604282

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商品レビュー

4.2

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みんなの感想まとめ
  • 青春
  • 野球成長物語
  • 自己探求と葛藤
  • 大人の視点からの理解
  • 友情と支え合い
  • 季節の情景描写
  • 教育現場の疑問
  • 人間関係の複雑さ
  • 感情豊かな内面描写
  • 再読の価値

人の心の動きや季節の情景が緻密に描かれた作品は、ただの野球小説や青春小説にとどまらず、深い感情を呼び起こします。再読を通じて、主人公たちの成長や葛藤に共感し、特に周囲の大人たちの視点からの理解が新たな発見となることが魅力です。巧と豪の関係は、言葉を交わすことで互いを知り、支え合う姿が印象的で、彼らの成長過程は読者の心を揺さぶります。学校の指導や教師の言動に対する疑問も浮かび上がりながら、自己を貫く力強さが描かれています。美しい背景描写と共に、内面の葛藤や人間関係の複雑さが織り交ぜられ、感情豊かな読み応えを提供する一冊です。

※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。

2026/07/17

「負けんな、巧!」と、気づけば応援している自分がいる。 我が強すぎて社会性がない、といえばそうなのだけど、巧の言うことがイチイチ刺さる。「オバちゃんにはわかるよ」と言いたい。言いたいが、巧はそんなふうに言われるのもきっと嫌がるだろう。「はぁ」とか言いながら、心の中で思うだろう。 ...

「負けんな、巧!」と、気づけば応援している自分がいる。 我が強すぎて社会性がない、といえばそうなのだけど、巧の言うことがイチイチ刺さる。「オバちゃんにはわかるよ」と言いたい。言いたいが、巧はそんなふうに言われるのもきっと嫌がるだろう。「はぁ」とか言いながら、心の中で思うだろう。 「勝手に人の気持ちを、わかる、とか言うな」と。 第1巻を読んだ感想で「どの子が息子だったらいいと思うか」目線で読んでいた、と私は書いた。 巧は嫌だな、と思った。面倒だ。かわいくないし。 しかしこの子、うちの夫にソックリだ。 もし私が中学生のときにこの本を読んでいたら、「巧、カッコイイー!」ってなったかもしれない。 中学生の自分に言いたい。巧は、やめとけ。周りにいる人として、マジで苦労する。豪みたいな人と付き合って、そのまま20代で結婚したほうがいい、と。 でも、一方で思う。やっぱり巧みたいなヤツはカッコイイ。うまいことやり抜いて欲しい。 自分で決めた道なら、自分で歩め、と言いたい。 自分の持っている力で戦うことができるなら、やってみな、と言いたい。 それで鼻っぱしを折られることもあるだろう。出る杭が打たれるのは、いつの時代だって同じだ。さすがに生徒の胸ぐらをつかんじゃう教員はいない時代になったけど、大人が子どもを、先輩が後輩を、自分たちの枠にはまらない抜き出た奴を、矯正しようとしたり、排除しようとしたりするのは今の時代にもある。 大人同士の社会だって、陰湿だ。 周りがどーのこーの言ったって、負けたらアカン。自分でいいと思ったことは、やり通せ。 私も巧のような性格の夫に手を焼いている。豪が巧を説得するセリフが自分と重なる。巧は動かんって。そんなんじゃ納得せんって。やめとけ、豪。そう思う。 でも、きっと巧は少しずつ変わっていくんだろうなぁーと予感する。 こういう「自分を持ってるヤツ」が周囲と協調できるようになるとホントに強いよな、と思う。 周囲と協調ばっかりしているヤツに「自分を持て」と言うよりも、たぶん簡単なんじゃないかな。 自分が中学生のときに読みたかった。 そして大人になって再読したかった。 私は、野球部顧問の戸村よりも、巧の母である真紀子よりも、年上になってしまった。でもうちには巧よりも青波よりも小さい子どもたちがいる。 子どもたちの成長を追いたい。中学に入学してたった数週間のできごとだけが書かれた、第2巻。続きが楽しみだ。

Posted by ブクログ

2025/02/27

1巻は対母親だったけど、2巻は対教師、先輩。 学校の生徒指導のあり方や教師の言動にはどうしても古臭さを感じてしまうが、自分を束縛してくる権力に抗いながら自分を貫いて生きていこうとする巧の姿は、今の子どもにも大人にも眩しく感じられるだろう。 もちろん、そんな生き方をしてると反発...

1巻は対母親だったけど、2巻は対教師、先輩。 学校の生徒指導のあり方や教師の言動にはどうしても古臭さを感じてしまうが、自分を束縛してくる権力に抗いながら自分を貫いて生きていこうとする巧の姿は、今の子どもにも大人にも眩しく感じられるだろう。 もちろん、そんな生き方をしてると反発も招いてしまうわけで、結局巧は、自分の力だけで生きていきことなんてできない。巧は、豪に何度も助けられ、精神的にも支えられ始めている。そのことに巧はもう気付き始めているだろう。 2巻では、巧と豪が初めて派手にケンカしちゃう。言葉を選ばずにぶつけることで相手の心を傷つけたり、言葉を選んで逡巡しながら自分の気持ちを伝えたり……。2人がそうやって互いを深く深く知っていき、固くつながっていく。そんなバッテリーの姿を胸を熱くしながら読んだ。何度も心が揺さぶられた。

Posted by ブクログ

2023/10/31
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

巧の才能に気づき、指導して育てたいと思う戸村先生。かつての恩師であるおじいちゃんは、巧を勝つための道具にするなと告げる。今は横暴な戸村先生も純粋に野球を愛して真面目に取り組んでいた時期があり、なかなか結果をだせなかった苦しみをかかえてきたんだなーと思う。ひとりひとりのキャラクターの心情か丁寧に描かれていて、すれちがったりしながらも、関わり合う中で影響しあっていく様がおもしろい。 後半は先輩の陰湿なイジメ。読んでいて苦しくなる。なかなか試合にたどりつかないなー。

Posted by ブクログ

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