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「民都」大阪対「帝都」東京 思想としての関西私鉄 講談社選書メチエ133
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「民都」大阪対「帝都」東京 思想としての関西私鉄 講談社選書メチエ133

原武史(著者)

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「民都」大阪対「帝都」東京 思想としての関西私鉄 講談社選書メチエ133

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社
発売年月日 1998/06/10
JAN 9784062581332

「民都」大阪対「帝都」東京

¥220

商品レビュー

4

7件のお客様レビュー

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2020/12/08

大正期の活力と自由な雰囲気にあふれる大大阪に私鉄王国が形成されるも、時代が皇国史観に傾いていくつれ、官の逆襲が始まる。それを象徴するのが阪急クロス問題であり、また天皇の行幸コースとも関連するとの指摘が興味深い。

Posted by ブクログ

2020/11/21

私は大阪の凋落は阪神優勝の1985年あたりから露わになってきたと思っていたのですが、梅田阪急クロス問題における民意というやつの重要性の指摘には瞠目しました。新聞がここで大きな役割を果たしていたのですね。

Posted by ブクログ

2017/01/05

近年、何度か関西方面に足を運んで、関西での私鉄各社の発展や背景というようなことに、何となく関心を強めていたところだったので、本書に関しては「タイムリー」な感じだった… 明治時代辺りからの鉄道の発展経過の中、関西では首都圏や他地域以上に私鉄が先導的な役目を担ったことや、鉄道経営を軌...

近年、何度か関西方面に足を運んで、関西での私鉄各社の発展や背景というようなことに、何となく関心を強めていたところだったので、本書に関しては「タイムリー」な感じだった… 明治時代辺りからの鉄道の発展経過の中、関西では首都圏や他地域以上に私鉄が先導的な役目を担ったことや、鉄道経営を軌道に乗せて行くための戦略として色々な手を打って、結果的に“文化”が創造された経過等が本書では詳しく説かれている… こういう関西の様子に対して、大正時代の終わり頃から昭和の初めに掛けてという時代は、「天皇を頂く統一国家」としての“帝国日本”という体制、意識が昂揚、完成していく時代という側面も在る。そうした“時代”と“大阪”との関わりというものが、“鉄道”を切り口に説かれている辺りがなかなかに興味深い… 実は本書の初登場は1998年とのことで、極一部に「その場所?現在は様子が一寸違うが…」は交じっている。しかし、気になる程でもない…全国各地で、同じように流れる時間の中、淡々と動く方々の各種列車が在って、それが“帝国”の要素となって行く様子と、それに対してそういう趨勢が強まる以前に独自の発展を遂げた関西の私鉄の対比が本書の肝なのだから… 本書は、“乗物”にも“歴史”にも興味が在るという私にとっては、なかなかに好い“贈り物”となってくれた。

Posted by ブクログ

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