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わたしの渡世日記(上)
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わたしの渡世日記(上)
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商品レビュー
4.6
16件のお客様レビュー
好きも嫌いも仕事と割り切って、演る以上はぷろに徹しよう。持てない興味も努めて持とう。人間嫌いを返上して、もっと人間を知ろう。タクワンの臭みを、他人の5倍10倍に感じるようになろう。
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「わたしの渡世日記(上)」高峰秀子著、文春文庫、1998.03.10 368p ¥700 C0195 (2024.02.24読了)(2008.06.22購入)(2006.02.01/4刷) 【目次】 文庫版まえがき 雪ふる町 旅のはじまり 猿まわしの猿 土びんのふた つながった...
「わたしの渡世日記(上)」高峰秀子著、文春文庫、1998.03.10 368p ¥700 C0195 (2024.02.24読了)(2008.06.22購入)(2006.02.01/4刷) 【目次】 文庫版まえがき 雪ふる町 旅のはじまり 猿まわしの猿 土びんのふた つながったタクワン 父・東海林太郎 母三人・父三人 ふたつの別れ お尻がやぶれた 鎌倉山の女王 一匹の虫 八十三歳の光源氏 神サマのいたずら 紺のセーラー服 血染めのブロマイド 鬼千匹 ピエロの素顔 兄は馬賊だった にくい奴 ふたりの私 馬 青年・黒澤明 恋ごころ 鶴の化身 神風特別攻撃隊 同期の桜 ☆関連図書(既読) 「旅は道づれガンダーラ」高峰秀子・松山善三著、中公文庫、1992.10.10 「旅は道づれ アロハ・ハワイ」高峰秀子・松山善三著、中公文庫、1993.06.10 「旅は道づれツタンカーメン」高峰秀子・松山善三著、中公文庫、1994.01.10 「私の梅原龍三郎」高峰秀子著、文春文庫、1997.10.10 (「BOOK」データベースより) 女優・高峰秀子は、いかにして生まれたか―複雑な家庭環境、義母との確執、映画デビュー、養父・東海林太郎との別れ、青年・黒沢明との初恋など、波瀾の半生を常に明るく前向きに生きた著者が、ユーモアあふれる筆で綴った、日本エッセイスト・クラブ賞受賞の傑作自叙エッセイ。映画スチール写真、ブロマイドなども多数掲載。
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5歳で子役に抜擢されて以降、晩年まで女優として生き抜いた高峰秀子さんが50歳ごろに書いた、自叙伝。2011年に亡くなったそうで、リアルタイムで彼女の演技を観た記憶がないが、もう少し上の世代にはなじみがある女優のようだ。数えきれないほどの映画に出演していたので、子どもの頃からの写真...
5歳で子役に抜擢されて以降、晩年まで女優として生き抜いた高峰秀子さんが50歳ごろに書いた、自叙伝。2011年に亡くなったそうで、リアルタイムで彼女の演技を観た記憶がないが、もう少し上の世代にはなじみがある女優のようだ。数えきれないほどの映画に出演していたので、子どもの頃からの写真がたくさん載せてあって興味深い。 華やかな世界に身を置いているが故に、家族・親戚や知り合いからも経済的に頼られ何人も養わなければならず、自分は学校にも行く暇もなく働きづめだったと書いてある。そして人生で一番輝く時期であるはずの10代後半に太平洋戦争があり、青春時代を楽しむことができなかった。普通の日本人とは全く違う人生を送ってきたようだ。文章から、比較的楽観的でおっとりした性格であることがわかる。学問が無いのがコンプレックスということが書いてあるが、時世をきちんと把握していて、知的な人柄である。 動画で彼女の出演した映画を観てみようと思う。
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