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わたしの渡世日記(上) 文春文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
| 発売年月日 | 1998/03/09 |
| JAN | 9784167587024 |
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わたしの渡世日記(上)
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わたしの渡世日記(上)
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商品レビュー
4.7
18件のお客様レビュー
朝日新聞社、1976年 文春文庫、1998年3月 新潮文庫、2012年1月 文春文庫で読んだ。 以前から高峰秀子の養母との確執については、ウェブでぼんやり知っていたが、本人の筆でここまで書かれると、これは凄いものを読んでしまった……。 壮絶、凄絶、修羅道……。 最初のほうに、中...
朝日新聞社、1976年 文春文庫、1998年3月 新潮文庫、2012年1月 文春文庫で読んだ。 以前から高峰秀子の養母との確執については、ウェブでぼんやり知っていたが、本人の筆でここまで書かれると、これは凄いものを読んでしまった……。 壮絶、凄絶、修羅道……。 最初のほうに、中上健次もかくやと思われるほど込み入った家系図が記されている、が、戦前ってそんなものだったのかもしれん。 そして、平山志げは、若いころに名乗っていた高峰秀子という芸名の、下の名前をつけた、姪を引き取って、子役にする。働かせる。稼がせる。吸い上げる。 所謂ステージママという呼び方もあるが、高峰秀子の養母の場合はもっと強烈。 最終章に、「私という人間のドラマの主人公は、私ではなく実は私の母その人であった」とあるくらい、本の最初から最後まで常に母の個性が「悪魔爆発」している。 この本、読む人によっては自身の毒親体験がフラッシュバックする劇薬なのでは。 その上、養母だけでなく、親族、悪い大人たちに囲まれて、巨大な金が消えていく。その軌跡も強烈。 が、ペシミズムに浸された本では決してなく、よい人間関係に恵まれ、所謂有名人の人名録でもある。 以下、目次に●で追記してみた。 でも、高峰秀子にとって救いになった人だって、各々の家族に対しては修羅だったりするので、うーん人って……。 と、数分くらい遥かな気持ちになってしまう。 にしても1976年刊行で、この数年後に養母亡くなり(デブ死す)、女優からエッセイストに転身するわけだが、その後のエッセイ群の先駆けでもありネタ元でもある、最重要のゴツい本だと思った。 しかも戦前戦中戦後の歴史でもあり映画史でもあるので、個人史にしてメディア史にもなっている、まあ凄い本。 @ 上巻 文庫版まえがき ●朝日新聞社の扇谷正造 1 雪ふる町 ●養母平山志げなど家族、 2 旅のはじまり 3 猿まわしの猿 ●川田芳子 4 土びんのふた ●岡田嘉子 5 つながったタクワン ●林長二郎、坂東好太郎 6 父・東海林太郎 ●東海林太郎、藤田まさと、五所平之助 7 母三人・父三人 ●東海林夫人 8 ふたつの別れ ●実兄の実 9 お尻がやぶれた ●初潮 10 鎌倉山の女王 ●田中絹代 11 一匹の虫 ●水谷八重子、川口松太郎 12 八十三歳の光源氏 ●藤本真澄、広辞苑の新村出 13 神サマのいたずら ●谷崎潤一郎 14 紺のセーラー服 ●山本嘉次郎、原節子 15 血染めのブロマイド 16 鬼千匹 ●綴方教室原作の豊田正子、田中絹代 17 ビエロの素顔 ●榎本健一、古川緑波、宮城道雄 18 兄は馬賊だった 19 にくい奴 ●大河内伝次郎、灰田勝彦、杉村春子 20 ふたりの私 21 馬 ●黒澤明、三船敏郎、山本嘉次郎 22 青年・黒澤明 23 恋ごころ 24 鶴の化身 ●入江たか子 25 神風特別攻撃隊 26 同期の桜 下 1 黄色いアメリカ人 2 赤いスタジオ 3 十人の旗 ●太宰治、笠置シヅ子、服部良一 4 ハワイの花 ●昭和天皇、灰田勝彦 5 お荷物 6 キッチリ山の吉五郎 ●小津安二郎、笠智衆 7 鯛の目玉 ●志賀直哉、谷崎潤一郎、松子夫人、梅原龍三郎 8 「空・寂」 9 ウソ泣き ●芥川比呂志 10 ダイヤモンド ●藤山愛一郎、宮田重雄 11 色と欲 ●金指英一、平尾プロデューサー、青柳プロデューサー、木下惠介 12 木下恵介との出会い 13 カルメン故郷に帰る 14 遁送曲 15 勲章 ●床山の小林重雄 16 続・勲章 ●松山善三、梅原龍三郎 17 愛の人 18 パリへ ●木暮実千代、渡辺一夫 19 ZOO 20 夕日のパリへ 21 再び戦場へ 22 二十四の瞳 ●壺井栄、松山善三 23 ラスト・ダンス ●川口松太郎、木下惠介 24 イジワルジイサン ●成瀬巳喜男、森雅之、林芙美子 25 バズーカお佐和 ●有吉佐和子 26 骨と皮 ●松山善三 解説 沢木耕太郎
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5歳でデビューし瞬く間に人気子役に。華やかな活躍の裏で苦しんだ義母との確執、彼女一人の肩にかかる経済的負担、叶わなかった学校生活、そして若き日の黒澤明との初恋と別れ。複雑な環境で思春期を過ごしながらも横道に逸れなかったのは彼女の中に子供ながらも何か一本、筋の通った強い意志があった...
5歳でデビューし瞬く間に人気子役に。華やかな活躍の裏で苦しんだ義母との確執、彼女一人の肩にかかる経済的負担、叶わなかった学校生活、そして若き日の黒澤明との初恋と別れ。複雑な環境で思春期を過ごしながらも横道に逸れなかったのは彼女の中に子供ながらも何か一本、筋の通った強い意志があったからだろう。
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好きも嫌いも仕事と割り切って、演る以上はぷろに徹しよう。持てない興味も努めて持とう。人間嫌いを返上して、もっと人間を知ろう。タクワンの臭みを、他人の5倍10倍に感じるようになろう。
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