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きわどい科学 ウソとマコトの境域を探る
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きわどい科学 ウソとマコトの境域を探る

マイケル・W.フリードランダー(著者), 田中嘉津夫(訳者), 久保田裕(訳者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 白揚社/
発売年月日 1997/04/20
JAN 9784826900768

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2022/01/02

読書録「きわどい科学 ウソとマコトの境域 を探る」4 著者 マイケル・W・フリードランダー 訳 田中嘉津夫、久保田裕 出版 白揚社 p183より引用 “学者気取りの連中の勘違いを徹底的に暴き 立てていくところは実に楽しめるのだが、四 〇年以上経っても状況はいまだほとんど何も ...

読書録「きわどい科学 ウソとマコトの境域 を探る」4 著者 マイケル・W・フリードランダー 訳 田中嘉津夫、久保田裕 出版 白揚社 p183より引用 “学者気取りの連中の勘違いを徹底的に暴き 立てていくところは実に楽しめるのだが、四 〇年以上経っても状況はいまだほとんど何も 変わっていないことに気づくと、とたんに憂 鬱になるのである。” 目次より抜粋引用 “科学とそのまがいもの  いつの時代も変わることなく  革命はおずおずとーその成功と失敗と  科学とはどんなもので、どのように実践さ れているか?  科学の現場はこんな仕組みで動いている”  物理学者である著者による、科学と疑似科 学を区別し見分けるための知識を記した一冊。  世界を一変させてしまいそうに思わせるト ンデモ理論からそれらに対する方策について まで、実際に科学界にあった揉め事の実例を 挙げながら書かれています。  上記の引用は、マーティン・ガードナーの 「奇妙な論理」について書かれた項での一文。 この本の出版が原本が1995年、そこからさら に20年経った2021年12月現在でも、どうにも いまいち怪しい話は、無くなるどころか増え る傾向にあるようです。特に今の状況は、行 動の選択が命に係わる時期ですので、本書に 書かれている知識は何がしかの役に立つので はないでしょうか。  今こそ読みたい作品ですが、翻訳書の特徴 でしょうか、とにかくぎゅうぎゅう詰めで書 かれているので、読み苦しいと思われる方も いるかもしれません。 ーーーーー

Posted by ブクログ

2015/02/18

本として悪いわけではないが、すでにこれをネタ本として、いろんな本を目にしているので、目新しさを感じない。 が、科学者の立場として、正当な科学、イカサマ、疑似科学、そしてその中間にあるものをどう判断して、それがどのように扱われどう収束してきたのかという視線は面白い。

Posted by ブクログ

2013/05/12

一言で疑似科学といってもその中身は様々で、肝心の「正当な科学」と「疑似科学」との区別も容易でないと…反証可能性で解決できると単純に信じ込んでいた私ですが、それも絶対の信頼を置くことは不可能だそうです。 現実に起きた様々な実例を読んでいると嫌気がさして、うっかりすると「科学なんか信...

一言で疑似科学といってもその中身は様々で、肝心の「正当な科学」と「疑似科学」との区別も容易でないと…反証可能性で解決できると単純に信じ込んでいた私ですが、それも絶対の信頼を置くことは不可能だそうです。 現実に起きた様々な実例を読んでいると嫌気がさして、うっかりすると「科学なんか信用ならない」と思ってしまいかねません。 でも作者はそのややこしい境界線について丁寧に、誠実に説明を繰り返し、科学者の役割やわれわれ素人の心構えなどにも言及されていて、これは門外漢だからと敬遠することなく多くの人が読むべき本ではないかと思いました。 あのちょっと前に流行った「キレイな言葉を掛けたら水の結晶がキレイに~」てやつ。さっさと科学者が反論すればいいのにどうしてほっとくのかな、と少々腹立たしく思いつつ疑問に感じていたのですが、なるほど、科学者にとっては余りにばからしいことで取り合う価値もなかった、ということなのでしょうね。 最近では原発やら活断層やら、あの辺りのぐだぐだぶりにも辟易していますが、「政治がらみの疑似科学」の章を読んで納得するばかり。

Posted by ブクログ

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