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銃口(上) 小学館文庫
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銃口(上) 小学館文庫

三浦綾子(著者)

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銃口(上) 小学館文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 小学館
発売年月日 1997/12/04
JAN 9784094021813

銃口(上)

¥440

商品レビュー

4.2

32件のお客様レビュー

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2010/05/28

竜太は小学校の時の先…

竜太は小学校の時の先生の多大な影響をうけ先生になる。そして、理想的な先生として子供たちを教えていたはずなのに、昭和初期の戦争の時代を背景とした教育システムでは、それがためにとがめられる時代。戦争について漠然と否定的な思いはもっていたけど、竜太への共感から、個人的ベースで戦争のこ...

竜太は小学校の時の先生の多大な影響をうけ先生になる。そして、理想的な先生として子供たちを教えていたはずなのに、昭和初期の戦争の時代を背景とした教育システムでは、それがためにとがめられる時代。戦争について漠然と否定的な思いはもっていたけど、竜太への共感から、個人的ベースで戦争のこわさを感じた。警察の取り調べ室で坂部先生との再会シーンでは、涙がとまらなかった。今の平成の時代に必読すべき本だと思う。

文庫OFF

2025/07/15

人間の本質に迫る三浦文学の最高傑作と言われている『銃口』。久方ぶりに再読している。 「どうしたらいいかわからん時は、自分が損になる方を選ぶといい。」 担任の坂部先生は温かい心にふれて、主人公竜太は教師を志す。 日中戦争が始まった昭和12年、竜太は旭川でなく炭鉱の町の小学校へ赴任す...

人間の本質に迫る三浦文学の最高傑作と言われている『銃口』。久方ぶりに再読している。 「どうしたらいいかわからん時は、自分が損になる方を選ぶといい。」 担任の坂部先生は温かい心にふれて、主人公竜太は教師を志す。 日中戦争が始まった昭和12年、竜太は旭川でなく炭鉱の町の小学校へ赴任する。純粋な彼は、先輩の木下先生にも教師としての憧れを抱きつつ、真っ直ぐに教育の道を突き進む。音楽の備品が整わない中行った研究授業は、まさに目から鱗の授業だった。しかし、綴り方教育に力を入れている彼に特高の影がちらつき始める。 戦争が激化し、物資が減り、それとともに思想が統制されていく。表現の自由がせばめられていく環境の中で、教師達が竜太がどう生きていくのか、下巻がすぐに読みたくなる。

Posted by ブクログ

2024/02/16

まずは上巻を読了する。 幼き時の体験を大きくなった時、教師と言う形で具現化する竜太。 やはり時代背景が大戦前でもあることから、思ったことを伝えにくい世の中、教育勅語が基礎となる時代背景であるが、そんな中でも教育の重要性を探求する竜太には脱帽もの。 ふるいにかける真似はせず、む...

まずは上巻を読了する。 幼き時の体験を大きくなった時、教師と言う形で具現化する竜太。 やはり時代背景が大戦前でもあることから、思ったことを伝えにくい世の中、教育勅語が基礎となる時代背景であるが、そんな中でも教育の重要性を探求する竜太には脱帽もの。 ふるいにかける真似はせず、むしろ貧しくても皆と共に同じ様に教育を志せる姿に、今の時代でもこんな先生に教わりたいものと、深く思い直しました。 “研究授業”の章が気に入った章であり、教頭や校長の鼻を明かしたり!と思いましたが、まさかの賛同者である木下先生の左遷には驚きました。 腐ったオトナによる腐った人事、それでもそこでまさかの小山光子先生の臨時ニュース。これにも一本取られた。 どの登場人物も清く潔い姿には、好感しか覚えない。 そんな上巻を後に、下巻に移ります。

Posted by ブクログ