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晩課 ハヤカワ・ミステリ文庫87分署シリーズ
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晩課 ハヤカワ・ミステリ文庫87分署シリーズ

エド・マクベイン(著者), 井上一夫(訳者)

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晩課 ハヤカワ・ミステリ文庫87分署シリーズ

定価 ¥924

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 早川書房/
発売年月日 1997/08/15
JAN 9784150708016

晩課

¥440

商品レビュー

3.8

5件のお客様レビュー

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2010/05/28

人気の87分署シリー…

人気の87分署シリーズ。独特の雰囲気にはまります。

文庫OFF

2010/05/28

ちょっと長いですが、…

ちょっと長いですが、最後のどんでん返しというか、意外な結末は立派。

文庫OFF

2015/07/25

1956年に発表された「警官嫌い」で始まる、「アイソラ」という架空の都市を舞台にした,警察小説のシリーズ。火曜サスペンスの「街」という渡辺謙が主役のシリーズの原作です。 1作の中で、メインとなる事件の他に、それぞれシリーズおなじみの刑事達が抱える、プライベートの悩み・事件・家...

1956年に発表された「警官嫌い」で始まる、「アイソラ」という架空の都市を舞台にした,警察小説のシリーズ。火曜サスペンスの「街」という渡辺謙が主役のシリーズの原作です。 1作の中で、メインとなる事件の他に、それぞれシリーズおなじみの刑事達が抱える、プライベートの悩み・事件・家族の事情などが絡んできて、ともすると部品のひとつになりがちな、刑事一人一人の生身の姿が、アイソラをバックに浮かび上がってきます。 おそらくニューヨークがその元であろうと想像に難くないのですが、あえて架空の都市にしたことにより、都市において起こっている微妙な問題、人種問題・宗教問題などをテーマにとりあげた作品が多いような気がします。 しかしなにはともあれ、このシリーズの主人公は87分署の刑事達です。 キャレラ、ブラウン、ホース、クリング、ウィリス、マイヤー・マイヤーといった刑事が、シリーズを追うごとに悩み、傷つき、喜び、涙します。その姿はきっと、アメリカという国に住む普通の人たちを写したものではないのでしょうか。 わたしはこのシリーズを1作目から順に図書館で読みあさっているのですが、もう今となっては、このシリーズにいわゆる「推理物」としての面白さよりは、87分署の刑事達のその姿を見るために、読んでいるようなものです。 もちろん、警察小説としての読み応えも、推理小説としての読み応えもしっかりしているし、アメリカという国の社会を映す社会小説としてもずしりと重いものがあります。それに40年も続いているだけあって、最初の方の作品と今の作品とでは、たとえば人種問題などの書き方や捉え方が変わっていたりして、そういう方面でも読み進めるとなかなか面白いものがあります。 キャラクターの成長日記として。アメリカという国を写す鏡として。様々な見方で読んでみるのも、面白いかもしれません。

Posted by ブクログ

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