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破線のマリス

野沢尚(著者)

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1997/09/11
JAN 9784062088633

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商品レビュー

4

12件のお客様レビュー

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2022/05/26

テレビの報道番組での切り取り印象操作は今でも目に余るものがあるが、その舞台裏をよく知る脚本家が書いたサスペンス。ニュース映像のどこに真実があるのか、いや作り出されたものが真実なのか。小説としての描き方が丁寧かつスピード感があって面白かった。20年以上経っても古臭さを感じないのは作...

テレビの報道番組での切り取り印象操作は今でも目に余るものがあるが、その舞台裏をよく知る脚本家が書いたサスペンス。ニュース映像のどこに真実があるのか、いや作り出されたものが真実なのか。小説としての描き方が丁寧かつスピード感があって面白かった。20年以上経っても古臭さを感じないのは作者のうまさか、変わり映えのしないテレビ業界のつまらなさか。最後のページまで一気に読ませる江戸川乱歩賞受賞作。

Posted by ブクログ

2012/09/11

最後まで気を抜けない展開。単なる犯人探しではなかった。読み終わって、改めて題名に深い意味があったとわかった。

Posted by ブクログ

2012/09/03
  • ネタバレ

※このレビューにはネタバレを含みます

第43回江戸川乱歩賞、 ニュース番組を作り上げる独身編集ウーマン、彼女を待ち受けていたのは自らが仕掛けた映像の罠だった。テレビ報道の内幕を抉るサスペンス。 読み始めから、どんどん引き込まれていった。最後まで、ノンストップで読んだ。 作家の自死が残念です。

Posted by ブクログ

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