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怪談 男と女の物語はいつも怖い 文春文庫
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商品詳細
内容紹介 | 内容:つわぶきの花. 前田君の嫁さん. ウェイティング・バ-. 怪談. 朝. わたくしの好きな写真. いらつく理由. 靴を買う. 残務処理. 土曜日の献立 |
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販売会社/発売会社 | 文藝春秋/ |
発売年月日 | 1997/08/10 |
JAN | 9784167476182 |
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商品レビュー
3.4
9件のお客様レビュー
そんなに夢中になって…
そんなに夢中になって読む、というまではいかなかった。ぱらぱら見る程度。
文庫OFF
男女の関係のなかに訪れる恐怖の瞬間を、スナップ・ショットのように切り取った短編10編を収録しています。 表題作の「怪談」は、結婚を控えた男の家のポストに怪文書が入れられるという物語。犯人を探し出したいという男の気持ちは、やがて妻となる女の過去を知りたいという気持ちと入り混じって...
男女の関係のなかに訪れる恐怖の瞬間を、スナップ・ショットのように切り取った短編10編を収録しています。 表題作の「怪談」は、結婚を控えた男の家のポストに怪文書が入れられるという物語。犯人を探し出したいという男の気持ちは、やがて妻となる女の過去を知りたいという気持ちと入り混じって、自分を取り巻いている環境がただならぬものだったという真実に近づいていく話、なのですが、ちょっとオチが弱いように感じます。もうすこし周辺の設定を整えてほしかったところです。 「つわぶきの花」は、妻や二人の娘との気持ちの断絶を感じている男性が、庭いじりをしながらつらつらと感じている気持ちを綴ったもの。「前田君の嫁さん」は、農村の青年である後輩の前田君の結婚式のとき、新婦の姿に感じ取ったさびしさの正体をたしかめようと、自動車で彼女を病院まで送りつづける男の話。「ウェイティング・バー」は、若い女と結婚することになった男と、彼と同年代の女とのバーでの会話。「朝」は、不倫相手の若い女が、妻子のいない朝の家に入り込んでくる話。 「わたくしの好きな写真」は、不倫相手の男のアルバムを見たくてたまらない女性が、ようやく彼のアルバムを手にするものの、そのために自分の心の奥底に封じ込めていた記憶の扉を開いてしまう話。「いらつく理由」は、男と別れて三ヶ月になる女性が、自分に好意を寄せる男を受け入れることができず、自分が好意を寄せる男との関係は進展しないという状況のなかで惨めな振舞いを演じてしまった自分自身に、苛立ちを感じる話。「靴を買う」は、ブランド物のバッグを手にすることのできない東京で働く女性の感じる理不尽さを描いたもの。「残務処理」は、活発でまわりの人びとに人気のあった妻と離婚した男が、しだいに自分の周囲の人間関係が元妻を中心にしたものに変わっていたことに気づく話。「土曜日の献立」は、かつて付き合っていた男女が「大人の付き合い」を演じようとするものの、一人の女友達の言葉によってその虚構が壊されていく話。 「靴を買う」や「土曜日の献立」は、著者らしいギミックが小気味よく感じられます。
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・9/13 読了.いやー、げに恐ろしきものは男女の仲ってことかな.こういう恐ろしさを経験しないのがいいのか、経験するかもしれないリスクを冒してでも禁断の恋をしてみるか.あー恐ろしい。。笑
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