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清貧の思想 文春文庫

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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 文藝春秋 |
発売年月日 | 1996/11/10 |
JAN | 9784167523039 |
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清貧の思想
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商品レビュー
3.8
25件のお客様レビュー
すばらしいです!!人…
すばらしいです!!人生を充実して生きる知恵満載です♪最近不祥事が多いので、特に経営者の方に、こんな思想で経営に励んでもらいたい思ってしまいますが、経営者でない方にもオススメ!!
文庫OFF
節約にしろ、目標達成にしろ、投資にしろ、常に「欲」の制御が課題になる。 本当に欲しいもののために消費を我慢する必要があるのに、人はどうしても手元のお金を使ってしまう。 どうしても湧き出てくる消費欲をどのようにコントロールし、貧しさを受け入れられるかを知るべく本書を手に取った。 「...
節約にしろ、目標達成にしろ、投資にしろ、常に「欲」の制御が課題になる。 本当に欲しいもののために消費を我慢する必要があるのに、人はどうしても手元のお金を使ってしまう。 どうしても湧き出てくる消費欲をどのようにコントロールし、貧しさを受け入れられるかを知るべく本書を手に取った。 「完全に新しい観点」は得られなかったが、以下は重要なヒントのように思う。 「死を意識して毎日・毎年が最期だと思うことで今このときに集中し、お金ではなく行動に繋げること」。 お金は中間媒体だ。欲しいもの、必要な物を買うために使う道具であって、仮に死ぬ直前や、無人島でお金があっても意味がない。 ということは、「明日死ぬとしたら何を今したいか、何が今欲しいか」を考えてそれをすぐにすること・手に入れることこそが、一番の消費欲、浪費を避ける武器になりそうだ。 今一番欲するものが高貴な精神性であったり、芸術作品の創作であったり、自然を感じとる心であったり、良好な人間関係であったりであれば、お金は確かに不要だ。 資本主義社会では、人間の幸福や価値基準がお金に集約されていってしまう。しかしお金自体は、上記のような、死ぬ直前に欲しいものを直接もたらさない。 かつて人類は暴力でもって欲しいものを手に入れた。しかし現代では暴力性はカプセルに包まれ、お金でもって欲しいものを手に入れる社会になっている。 そしてそのお金を得る原資として、圧力や、戦略や、交換条件や、時間や、創造性や、頭脳や、既得権などを組み合わせる。 我々庶民、凡人は原資を多くは持たない。原資として労働力=時間を主に提供する。 しかし時間を提供するのであれば、わざわざお金に換金せず、そのままやりたいことに繋げることも可能なはずだ。 もし死ぬ直前に欲しいものが、自分では生産できない食べ物や物品などであれば、換金が必要となるが、換金不要なモノであれば、お金を介さない選択肢もある。最終的な目的がドリルではなく穴なのであれば、手元の他の原資を組み合わせて穴を直接開けることを最初に検討すべきなのだろう。
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著者の作品、ブクログ登録は3冊目。 著者、中野孝次さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 中野 孝次(なかの こうじ、1925年(大正14年)1月1日 - 2004年(平成16年)7月16日)は、日本の作家、ドイツ文学者、評論家。元國學院大...
著者の作品、ブクログ登録は3冊目。 著者、中野孝次さん、どのような方かというと、ウィキペディアには次のように書かれています。 中野 孝次(なかの こうじ、1925年(大正14年)1月1日 - 2004年(平成16年)7月16日)は、日本の作家、ドイツ文学者、評論家。元國學院大學教授。主著に『清貧の思想』など。 とのことで、本作は、主著になります。 それから、本作刊行時の著者の年齢は、67歳位になりますか。 で、本作の内容は、次のとおり。(コピペです) 名利に使はれて、閑かなる暇なく、一生を苦しむるこそ、愚かなれ…。モノとカネにふりまわされ、明け暮れする人生は真に幸福なのか?光悦、西行、兼好、良寛ら先人の生き方の中に、モノを「放下」し、風雅に心を遊ばせ、内面の価値を尊ぶ「清貧」の文化伝統を見出し、バブル謳歌の日本に猛省を促した話題のベストセラー。 本作は、バブル崩壊後に刊行された作品で、けっこう売れた作品です。 が、内容的には少し難しく、スラスラと読める作品ではありません。 通読された方は、少ないと思います。
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