- 中古
- 書籍
- 文庫
- 1225-14-06
ガラスの独房 扶桑社ミステリー
定価 ¥662
605円 定価より57円(8%)おトク
獲得ポイント5P
在庫なし
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 扶桑社 |
| 発売年月日 | 1996/12/30 |
| JAN | 9784594021399 |
- 書籍
- 文庫
ガラスの独房
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
ガラスの独房
¥605
在庫なし
商品レビュー
4
3件のお客様レビュー
冤罪により投獄された主人公が、刑務所での過酷な経験や人間関係のもつれを通じて、人生の理不尽さと悲劇を描いた物語です。裕福な家庭に育ちながらも、両親の死や婚約者との関係の崩壊など、フィリップは次々と不幸に見舞われます。彼の投獄生活では、暴力や麻薬依存、さらには親しい友人の死が彼を追い詰め、出所後も平穏な日常は戻りません。特に、冤罪の背後にいる黒幕の存在や、彼自身の過失がもたらす運命の重さが印象的です。登場人物たちの自己中心的な行動が、フィリップの悲劇をさらに深める中、彼自身の目を閉ざした選択が、さらなる悲劇を生む様子が鮮明に描かれています。全体を通して、暗い気持ちになる一方で、人間の脆さや社会の理不尽さを考えさせられる作品です。
※この内容はAIが作成したものであり、ブックオフ公式オンラインストアの見解や意図を示すものではありません。
主人公のフィリップは、両親に先立たれたけれど、裕福な伯父夫婦に引き取られ、お金に不自由することなく成長し、社会人になり、婚約者がいたヘーゼルに出会い、ヘーゼルもフィリップに惹かれ、即婚約破棄し、2人は結婚。めでたしめでたし…のはずだった。 7年2ヶ月後、冤罪で6年間服役。その間...
主人公のフィリップは、両親に先立たれたけれど、裕福な伯父夫婦に引き取られ、お金に不自由することなく成長し、社会人になり、婚約者がいたヘーゼルに出会い、ヘーゼルもフィリップに惹かれ、即婚約破棄し、2人は結婚。めでたしめでたし…のはずだった。 7年2ヶ月後、冤罪で6年間服役。その間に刑務所で激しいリンチ、モルヒネ依存、親しい受刑者(マックス)の死、さらに偶然から人を殺してしまう。そしてそれを公表せず出所。 さらにヘーゼルの不貞発覚、冤罪関係者(ゲイウィル)のしつこい接触、さらにゲイウィルの教唆もあり、次第にヘーゼルの不倫相手(サリヴァン)に抱く感情… そして… 冤罪の真の黒幕が、服役してからも給与面で温情を示してくれた社長だった、というのが一番ショックでした。それもさらっとゲイウィルの口から語られる… 刑務所のシーンももちろんショックなのですが… 冤罪が晴れないまま服役しながら、金には困らないというのがすごいなあと。それもなんとなくではなく、ちゃんと遺産が入ってくる仕組みで。 エドナ伯母の「あなたは子供のころから忘れっぽくて、注意力が散漫なことがあったわね」という言葉に表されている、フィリップの不幸の源… そして、ゲイウィルが冤罪の片棒担ぎでしかないとわかり、その性格を利用して、今度はサリヴァン殺害の共犯にさせるという… 実際の犯罪では捕まらない。それはフィリップの意思でもありますが、とても人として悲しい結末でした。やっぱり暗い気持ちになる、ハイスミス作品でした。 途中、マックスに裏切られるのか?と思っていたら、マックスは殺されてしまい…くすん。 P94 P167 P223 あたりに気になるフレーズあり。
Posted by 
冤罪被害者を主人公にしたサスペンス小説。 『主人公がどうしようもない状況に置かれている』という設定はよくあるが、この『どうしようもない状況』を端的に表現するのに、『冤罪で投獄されている』という設定ほど有効なものはなかなか無いだろう。 基本的にハイスミスの作品で、すっきりした結末を...
冤罪被害者を主人公にしたサスペンス小説。 『主人公がどうしようもない状況に置かれている』という設定はよくあるが、この『どうしようもない状況』を端的に表現するのに、『冤罪で投獄されている』という設定ほど有効なものはなかなか無いだろう。 基本的にハイスミスの作品で、すっきりした結末を迎えるものは無いと思うのだが、本書に見られる理不尽さは普段よりも強烈だった。まぁ、主人公が冤罪被害者って時点でねぇ……。
Posted by 
無実の罪で投獄された男が、看守に暴行され、医者に麻薬中毒にされながら出所。が、彼には投獄前の平安な日常は戻ってこなかった。きしむ妻との関係に、男は次第に狂気にとらわれていく。 ハイスミスゆえという感じの理不尽な物語。 まぁ、主人公が100%悪くないとはいえないのだけど、で...
無実の罪で投獄された男が、看守に暴行され、医者に麻薬中毒にされながら出所。が、彼には投獄前の平安な日常は戻ってこなかった。きしむ妻との関係に、男は次第に狂気にとらわれていく。 ハイスミスゆえという感じの理不尽な物語。 まぁ、主人公が100%悪くないとはいえないのだけど、でも、その少しの落ち度というか、そそっかしいというか、注意力散漫というか、そういうものがもたらす悲劇はあまりにも大きい。 それなのに、あまり主人公にシンクロできないんだよね。 つか、これに出てくる人物、誰一人としてシンクロできる人間がいない。 皆、それぞれに自我ばかりを通していて、他者を、隣人を見るということがない。 ああそうか。 これは、ある盲目の話なのかもしれない。 見るべき時に、見るべきものを見なかった、目をそらした、目を閉ざした、そういったものがもたらす悲劇なのだろう……。
Posted by 
