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異端カタリ派の哲学 叢書・ウニベルシタス547
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異端カタリ派の哲学 叢書・ウニベルシタス547

ルネ・ネッリ(著者), 柴田和雄(訳者)

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異端カタリ派の哲学 叢書・ウニベルシタス547

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 法政大学出版局
発売年月日 1996/11/18
JAN 9784588005473

異端カタリ派の哲学

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2011/10/19

異端カタリ派とは12~13世紀にかけて起こった最大のキリスト教異端思想運動のこと。カトリック教会は異端思想弾圧のため、ほとんど全てのカタリ派に関する書物を焚書にしてしまったため、現在ではその思想を伝えるものがない。 この本は断片的な知識しかないカタリ派の思想を現代に蘇らせるものだ...

異端カタリ派とは12~13世紀にかけて起こった最大のキリスト教異端思想運動のこと。カトリック教会は異端思想弾圧のため、ほとんど全てのカタリ派に関する書物を焚書にしてしまったため、現在ではその思想を伝えるものがない。 この本は断片的な知識しかないカタリ派の思想を現代に蘇らせるものだ。断片を注意深く繋ぎあわせ、見事に調和した思想体系を書き出している。この本の中で繰り返し述べられていることは「悪とはその存在性が限りなく無(nihil)に近づくこと」である。これは聖アウグスティヌスの見解から影響を受けていると著者は言う。聖アウグスティヌスも読んでみないといけない気がしてくる。 そういう本だ。

Posted by ブクログ

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