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病原微生物の氾濫
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病原微生物の氾濫

アーノカーレン(著者), 長野敬(訳者), 赤松真紀(訳者)

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病原微生物の氾濫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 青土社/
発売年月日 1996/09/20
JAN 9784791754786

病原微生物の氾濫

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2017/01/23
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現代感染症を叙述との予想を越え、農業革命期(若干はそれ以前)~現代の病原微生物に関する人類の苦闘の歴史を叙述。もちろん、抗生物質が誕生したWWⅡ後~現代までも想像以上に詳しい。①農業革命=灌漑設備の充実/保存穀物の増⇒病原媒介生物(蚊や齧歯類)の繁殖、家畜と生活圏の近接化、②都市化の更新=人口の稠密化⇒伝染の規模拡大、③交通機関の発展=高速化と大量輸送化⇒伝染範囲の拡大と世界化。この大まかな見通しに従い、政治・公衆衛生・医薬・感染症毎など様々な角度で検討。②がペスト禍、③がインフルエンザ禍拡大に関連。 そして、抗生物質の使用拡大と下水・汚物処理施設の拡充が、新たな病原体(特に各種出血熱)を顕在化させ、交通機関の高速化・巨大化による病原体蔓延の高速化・広範化・大規模化への対応が現代的課題というも十分伝わってくる。アフリカの問題は全世界の問題というべきなのだろう。世界の政治史の面でも、環境史の面でも、現代の環境問題という観点からでも読むことのできる逸品である。1996年刊行。

Posted by ブクログ

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