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ハックルベリー・フィンの冒険(下) 講談社青い鳥文庫
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ハックルベリー・フィンの冒険(下) 講談社青い鳥文庫

マーク・トウェイン(著者), 斉藤健一(訳者), 滝平加根(その他)

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ハックルベリー・フィンの冒険(下) 講談社青い鳥文庫

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 講談社/
発売年月日 1996/09/17
JAN 9784061484481

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2013/11/17

ハック、自由への旅

上巻のつづき。 はっきり言って、詐欺師たちが人間的にとってもくだらなくてしょうもないし、あの広いアメリカで「別れたくても別れられない」理由がご都合主義すぎて芝居くさい。もっとも、「一巻のお芝居」が本書の狙いかもしれない。してみると、こっちが勘違いしていることになる。 半ば頃、...

上巻のつづき。 はっきり言って、詐欺師たちが人間的にとってもくだらなくてしょうもないし、あの広いアメリカで「別れたくても別れられない」理由がご都合主義すぎて芝居くさい。もっとも、「一巻のお芝居」が本書の狙いかもしれない。してみると、こっちが勘違いしていることになる。 半ば頃、トムと再会し、黒人奴隷のジムをめぐって大冒険をすることになる。この辺は素晴らしくご都合主義的展開で、「何もそんな手の込んだことせんでも」と思うのはハックならずとも読者に共通の思いだろう。やはり海外文学の『十五少年漂流記』は主人公たちが素で危機に陥るのだが、本書は結局、自業自得の産物。ただし、それが本書の物語的迫真を生んでいるのも事実。トムの小細工ははっきり言ってつまらないが、最後に納得させられるので最後まで読みましょう。

聖熟女☆ミ

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