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日本人と日本文化 改版 中公文庫
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商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 中央公論社 |
| 発売年月日 | 1996/08/18 |
| JAN | 9784122026643 |
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日本人と日本文化 改版
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商品レビュー
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『日本人と日本文化』は、日本文化に深い理解を持つ司馬遼太郎とドナルド・キーンによる対談集である。日本の歴史・文化・価値観について、幅広い話題を縦横に語り合う本書は、単なる知識ではなく、歴史の背後にある「人の姿」や「文化の根」を感じ取ることができる点に魅力がある。 これまで歴史上の...
『日本人と日本文化』は、日本文化に深い理解を持つ司馬遼太郎とドナルド・キーンによる対談集である。日本の歴史・文化・価値観について、幅広い話題を縦横に語り合う本書は、単なる知識ではなく、歴史の背後にある「人の姿」や「文化の根」を感じ取ることができる点に魅力がある。 これまで歴史上の外国人の名前や逸話は知っていたつもりだったが、本書を通して、その人物たちの人生観・葛藤・日本との距離感などが具体的に立ち上がり、歴史がより立体的に見える体験となった。 ● 外国人が日本社会に溶け込みにくいという独自性 本書で特に印象に残ったのは、外国人が日本に大きく貢献したとしても、社会の中に恒常的に居続けることが難しいという指摘である。他国では、功績を残した外国人がその土地に根づき、歴史的存在として定着していく例が多い。しかし、日本ではその“余韻”や“功労”が時間とともに薄まり、外国人が長く居座る文化土壌になりにくいという見方は、日本社会の持つ“閉じつつも礼を尽くす構造”を象徴しており、非常に新鮮だった。 ● 日本の戦い方と裏切りの文化 また、戦争・戦いにおける日本らしさとして語られる「裏切りで決着がつく」という指摘も衝撃的であった。 世界史では武力衝突や大規模な決戦で勝敗が分かれるイメージが強いが、日本史では、内部の寝返りや策略によって戦局が大きく変わる例が多い。これは日本の政治文化や人間関係の特徴と結びつく独自の要素であり、改めて日本史の読み方を振り返るきっかけとなった。 ● 対談だからこそ見える“人の温度” 一般の読者の感想としても多いが、対談形式は単なる文化論ではなく、 個人的な視点 雑談のような軽妙さ 相手の意見に触発されて生まれる思考の深まり があり、「知識が生きて動く瞬間」が感じられる点が高く評価されている。 司馬遼太郎の歴史観とキーンの比較文化的視点が互いを照らし、読者にとっても“二人の思考を旅する”体験になる。 本書は、日本文化を理解するための“答え”を与えるものではなく、むしろ日本という国を外側と内側の両方から捉え直す視点を与えてくれる。その結果、読者は日本人として当たり前だと思っていた価値観の背景を考え、自国の文化を再認識する貴重な機会となる。 特に、外国人が日本社会に根づきにくい文化的構造 戦いにおける「裏切り」という日本特有の特徴 といった指摘は、現代社会にも通じる深い示唆がある。 歴史や文化を“人”の物語として捉え直せる点で、本書は知識のための読書というより、視野を広げ、価値観を揺さぶる読書と言える。 司馬遼太郎とドナルド・キーンという二人の巨人の言葉を通して、日本人とは何か、日本文化とは何かを改めて考えさせられる一冊であった。
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真珠湾攻撃は倭寇と同様、戦争ゼンタイに対する戦術・戦略がない 日本の戦争は概して倭寇状態(白村江の戦い、秀吉の朝鮮出兵) 日露戦争だけが例外 チェンバレンは日本語学の祖 江戸時代の文学は男性が書いた趣;普遍性に乏しい 日本人が仏教を信じているかは司馬らの時代でも疑問;仏教の律まで...
真珠湾攻撃は倭寇と同様、戦争ゼンタイに対する戦術・戦略がない 日本の戦争は概して倭寇状態(白村江の戦い、秀吉の朝鮮出兵) 日露戦争だけが例外 チェンバレンは日本語学の祖 江戸時代の文学は男性が書いた趣;普遍性に乏しい 日本人が仏教を信じているかは司馬らの時代でも疑問;仏教の律までは取り入れていない。原始神道が元来なのだろうが、神道は死後を無と考えるので 救われようがない。死ぬ直前はなむあみだぶつっで極楽浄土へ 本居宣長らの神道は形式主義過ぎて不自然
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ドナルド・キーンと司馬遼太郎の対談から自国日本の美しさを再発見できた。美しくも儚く侘び寂びのある日本の良さを広めてくれた対談者の2人に感謝すると同時に、影と光のコントラストが織りなすような対談に没入できるような一冊だった。
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