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エバ・ルーナのお話 文学の冒険シリーズ
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エバ・ルーナのお話 文学の冒険シリーズ

イサベル・アジェンデ(著者), 木村栄一(訳者), 窪田典子(訳者)

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エバ・ルーナのお話 文学の冒険シリーズ

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商品詳細

内容紹介
販売会社/発売会社 国書刊行会
発売年月日 1995/07/15
JAN 9784336035967

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商品レビュー

4.3

8件のお客様レビュー

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2024/08/25

人や生き物の名前を口にするときはくれぐれも用心するんだ。名前を口にするというのは、相手の心臓に触れ、生命力の根源にまで入り込んでゆくことだからな。

Posted by ブクログ

2023/01/05

著者の長編小説「エバ・ルーナ」の続編。 物語の語り手になったエバが、語った物語という立て付けの短編集。 いくつかの物語で「わたし」という言葉がでてきても、それはイサベル・アジェンデではなく、エバのこと。 10ページちょっとの短い短編が23作入っている。読んでいるうちに、分か...

著者の長編小説「エバ・ルーナ」の続編。 物語の語り手になったエバが、語った物語という立て付けの短編集。 いくつかの物語で「わたし」という言葉がでてきても、それはイサベル・アジェンデではなく、エバのこと。 10ページちょっとの短い短編が23作入っている。読んでいるうちに、分かってはいても、この本の著者は、エバという気がしてくる。 物語の背景は、中南米で時代的にも近現代というところ。たとえば、果てしなく続く内戦、独裁者の狂気、腐敗した政治、キリスト教的な聖性、湿度が高く濃密なジャングル、激しい愛と性、そして死などなどが描かれる。 こうしたテーマは、中南米の作家に特有のいわゆるマジック・リアリズムという感じで、とても起きそうにもないようなことが次々と日常に起きてくるのは、たとえば、ガルシア=マルケスを思い起こさせる。 だが、著者が女性のためか?身体性が強く感じられ、そこになんとも言えないリアリティがある。読んだ後も、汗がじわっと残るような感覚がある。

Posted by ブクログ

2018/08/17

冒頭で生々しい性のやり取りが描かれる。 ずっとこうならヤダイと思ったが、短いお話が続くことになる。自分のセックスのイメージは泥の入った枕をお互い投げ付ける行為。 神話、昔話っぽい感じしたのですが。 初読みかと思うのですが、エロス表現が生々しい。魚売り場から血の匂いがしてきそう...

冒頭で生々しい性のやり取りが描かれる。 ずっとこうならヤダイと思ったが、短いお話が続くことになる。自分のセックスのイメージは泥の入った枕をお互い投げ付ける行為。 神話、昔話っぽい感じしたのですが。 初読みかと思うのですが、エロス表現が生々しい。魚売り場から血の匂いがしてきそうな。 森で、ジャングルで、川で、粗末な家で、生きてる。時にはこの世の者でないものと。 人間が野生の動物っぽい。 どの話も濃厚なので実際のページ数よりも長大に感じる。

Posted by ブクログ

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