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経済史の理論 講談社学術文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 講談社/ |
発売年月日 | 1995/12/10 |
JAN | 9784061592070 |
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経済史の理論
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4
4件のお客様レビュー
大学時代に読了。 当時は理論経済学の人が経済史、経済学史を書いた本は少なかったので大変勉強になった。
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経済の歴史を商業及び商習慣の発展という点から捉えている。 しかし、この視点では個人の利益の追求の方法の発展がつまり商業の発展であり、経済の発展であるという話になりがちではないだろうか。 経済は個人個人の自己利益の追求の果てにある。今やその個人は法人となり、その行動の集大成が経済で...
経済の歴史を商業及び商習慣の発展という点から捉えている。 しかし、この視点では個人の利益の追求の方法の発展がつまり商業の発展であり、経済の発展であるという話になりがちではないだろうか。 経済は個人個人の自己利益の追求の果てにある。今やその個人は法人となり、その行動の集大成が経済である、というような主張に聞こえる。 しかし、経済はある地域、それは国境を超えたり、もしくは国という単位より遥かに小さかったりする。そのなかで様々なモノが多くの人の生活に関わりながら循環していくものだと思う。 その循環は必ずしも、商業の発展が先にあるとは限らず、利益が生まれてから起こるものではないと思う。 つまり、商業の発展=経済の発展とするのは単純すぎるのではないか。
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再読。 内容についての評価を下せるほどの力量はない(とは言いつつ若干図式化し過ぎる嫌いは感じます、まあ「標準化」を目論むのだから当たり前か。)ので何だが、そんなことより所謂IS‐LM理論の祖が経済史を真剣に検討していること自体が驚異。 一昔前の一流の経済学者は押し並べて総合理論的...
再読。 内容についての評価を下せるほどの力量はない(とは言いつつ若干図式化し過ぎる嫌いは感じます、まあ「標準化」を目論むのだから当たり前か。)ので何だが、そんなことより所謂IS‐LM理論の祖が経済史を真剣に検討していること自体が驚異。 一昔前の一流の経済学者は押し並べて総合理論的志向が明確だが、ヒックスはその最後の人なのかも。 現在の著名な経済学者で大風呂敷を広げて議論を展開する人など見たこともない。ましてや某経済新聞などで祭り上げられる日本の経済学者などほとんど学問にとって評価にも値しないと思うのだが、そうじゃないのかなぁ。
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