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見知らぬ顔 創元推理文庫
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商品詳細
内容紹介 | |
---|---|
販売会社/発売会社 | 東京創元社/ |
発売年月日 | 1995/09/25 |
JAN | 9784488295011 |
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商品レビュー
4
7件のお客様レビュー
いったい自分は、どんな価値観を持ち、どう生きてきたのか。 野心家の嫌なやつだったのか…。 悶々としながらも、事件とそして自分という人間との2つの謎に向かう。 この、ちょっとしたにが味を感じる主人公モンクがなかなかいい。 また毅然と生きるヘスターも魅力的で、この物語とモンクという人...
いったい自分は、どんな価値観を持ち、どう生きてきたのか。 野心家の嫌なやつだったのか…。 悶々としながらも、事件とそして自分という人間との2つの謎に向かう。 この、ちょっとしたにが味を感じる主人公モンクがなかなかいい。 また毅然と生きるヘスターも魅力的で、この物語とモンクという人物とのアクセントになっている気がした。顔を上げて上向き気味に歩いてそ!(笑) 当時の階級社会に対する皮肉を全面に、二兎を追う警部の物語。 気軽に楽しめました。
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アン・ペリーの19世紀末もの。 ウィリアム・モンクのシリーズ。 ブクログを始める前に読んだようで、登録してなかったので、再読。 時代色たっぷりで、読ませます☆ 病院で目覚めたとき、自分の顔さえ覚えていなかった‥ ウィリアム・モンクは事故に遭い、記憶を失っていたのだ。 首都警察の...
アン・ペリーの19世紀末もの。 ウィリアム・モンクのシリーズ。 ブクログを始める前に読んだようで、登録してなかったので、再読。 時代色たっぷりで、読ませます☆ 病院で目覚めたとき、自分の顔さえ覚えていなかった‥ ウィリアム・モンクは事故に遭い、記憶を失っていたのだ。 首都警察の警部で、辣腕で知られた男らしいが、家庭もなく独り暮らし。 薄氷を踏む思いで仕事を始め、記憶を少しずつ取り戻していくが‥ 周りの態度から、厳格で傲慢でかなり嫌われ者だったらしい自分に戸惑いつつ、人生を再構築していくのが面白いです。 上司のランコーンは、やり手過ぎる部下のモンクに警戒心を抱いていたりして。 初めて組む部下のエヴァンだけが安心できる味方となる。 ジョサリン・グレイという退役少佐の事件。 溺愛していた母は嘆き悲しんでいるが、ほかの評判は必ずしも良くなかった。 グレイの叔母にあたるキャランドラ・ディヴィオットはしっかり者で、後々まで登場する人物です。 事件に関連して、クリミア戦争で従軍看護婦だったヘスター・ラターリィも登場。 モンク警部は、気が強いヘスタ-には後ずさり、ヘスターの義姉で女らしい女性に惹かれる様子。 これもどう変わっていくか? 最初の作品には若書きの未熟さもあるかと思いましたが、どうして既に完成された筆致です。 世界が出来上がっていて、タイムスリップしたように楽しめました☆
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三作目から逆戻り。殺人事件の真相がなんだか切ない。この時代ならではという感じもするし、現代でも有り得るような気もするし。それにしても相変わらず19世紀ロンドンにどっぷり浸らせてくれる。
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