- 中古
- 書籍
- 児童書
- 1205-01-02
猫の事務所 日本の童話名作選
定価 ¥1,760
550円 定価より1,210円(68%)おトク
獲得ポイント5P
在庫わずか ご注文はお早めに
発送時期 1~5日以内に発送
商品詳細
| 内容紹介 | |
|---|---|
| 販売会社/発売会社 | 偕成社/ |
| 発売年月日 | 1994/10/01 |
| JAN | 9784039634207 |
- 書籍
- 児童書
猫の事務所
商品が入荷した店舗:0店
店頭で購入可能な商品の入荷情報となります
ご来店の際には売り切れの場合もございます
オンラインストア上の価格と店頭価格は異なります
お電話やお問い合わせフォームでの在庫確認、お客様宅への発送やお取り置き・お取り寄せは行っておりません
値下げ前価格について
本価格は現中古販売価格の「値下げ前価格」となります。
直近約1か月間、値下げ前価格での販売実績があるものだけ表示しております。
猫の事務所
¥550
在庫わずか
ご注文はお早めに
商品レビュー
4.2
26件のお客様レビュー
たった数ページの短い物語。 宮沢賢治は冒頭で”幻想”としていて、どこにもない事務所で荒唐無稽で、輪郭が確かにあるものではないが、この猫たちに親しみや人間味を感じずにはいられない。かま猫の姿は、ほんとうに読むひと哀愁を誘う。にもかかわらず、虐げられるものの悲しみや失われない気高さと...
たった数ページの短い物語。 宮沢賢治は冒頭で”幻想”としていて、どこにもない事務所で荒唐無稽で、輪郭が確かにあるものではないが、この猫たちに親しみや人間味を感じずにはいられない。かま猫の姿は、ほんとうに読むひと哀愁を誘う。にもかかわらず、虐げられるものの悲しみや失われない気高さというのがこれほどににじみ出ているのは作者の文体の力だといつも思う。 そして、そういう文体の力を支えるような黒井さんの絵は、ことばにはできないけれど横たわる猫たちの感情を余すところなく描いている。猫の表情は擬人化されているとはいえ、それほど豊かなものではない。それなのに、言葉にしなくても、視覚、それもとまった何枚かの絵で感情の動きを表現しきるのは、全体を支配する淡い色調のなす力だろうか。
Posted by 
- ネタバレ
※このレビューにはネタバレを含みます
青空文庫で読みました。10分ぐらいで読めます。 短編なのですごく読みやすいです タイトルだけ見てほのぼのしているのかなと思いきや真逆の陰湿な話で読んでいて辛かった。いじめの生々しい描写もリアルで辛かったです。 僕は獅子に半分同感です。と曖昧な終わり方なのは、事務所が閉鎖になることによっていじめの心配はなくなるけど、根本的な解決にはなっていないからなのかと思いました。かま猫が幸せになって欲しいです。
Posted by 
昨日気がついたのだけど、昨日は宮沢賢治の亡くなった日だった。昨年は、そのためのレビューを上げたが、5年前には「猫の事務所」というレビューを上げていた。ブクログの「あなたの思い出」機能が思い出させてくれた。 青空文庫で10分ほどで読めるので是非読んでほしい。今回、audibleに...
昨日気がついたのだけど、昨日は宮沢賢治の亡くなった日だった。昨年は、そのためのレビューを上げたが、5年前には「猫の事務所」というレビューを上げていた。ブクログの「あなたの思い出」機能が思い出させてくれた。 青空文庫で10分ほどで読めるので是非読んでほしい。今回、audibleに三上博史さんの朗読があるのを知り、聴いて思ったことを書く。ブクログ登録出来ないので、他本で代替した。 筋を簡単に言えば、煤被りの竈門猫「かま猫」を、3人の同僚が虐め、ついには上司までもが「いじめ」に加担した為に、突然神の如きライオンが事務所の解散を命じたという話である。 5年前に書いているこの話の私の解釈は、基本的に今も変わらない。nejidonさんや猫丸さんとのコメントやり取りで深められたのが嬉しかった。nejidonさんが「この作品は正直苦手です」という告白の重さを改めて思った。心の傷は癒やされた、と思った途端にかさ蓋が剥がれるように時々じくじく痛みだすのだということを、私は歳をとってやっとわかるようになった。 5年の歳月は、この物語が更に現代に必要とされていることを示していると思う。 (1)出自による差別と貧困による差別に反対する物語だった。そういう意味では昨日レビュー済みの「汝、星のごとく」と通じるところがある。土用に産まれたが為に、皮が薄い猫になり、だから竈門中でしか眠れない猫になった。そんな猫を仲間はずれにする同僚たちの、なんと酷薄なことか。 (2)「半分ライオンに賛成です」には、やはり賢治自身の体験が入っていると思う。賢治がライオンになれたはずがない。また、あのような突然の解決をなす権限は賢治にはなかった。作品は農学校を辞めた直後に書かれた。全面的に賛成できなかったのは、彼自身が十分なケアできなかった「自分の後悔」があったと、私は見る。今や多くの人が知っているけど、賢治は聖人君子ではないのである。「いじめ」に対して、神の審判を期待してはいけない、という現代的な問いかけもあるかもしれない。 賢治が亡くなって92年目の秋が始まった。何度も何度も読まれるべき作品群です。是非!
Posted by 
