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銃口(下)
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 小学館/ |
発売年月日 | 1994/03/10 |
JAN | 9784093871143 |
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銃口(下)
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商品レビュー
3.4
5件のお客様レビュー
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思想まで統制される戦争ってまじで怖い...。今のロシアウクライナもそういう感じって考えるともう時空の歪みすら感じるくらい。 小説感は否めなかったけど、当時の人たちの感情ってまさにこんな感じだったんだろうなぁってひしひしと伝わってくる感触。 天皇の命って誰が言ってたんやろうね。玉音放送みたいにラジオで天皇の肉声でとかなら仕方ないことなのかもしれないけど、「とりあえず上層部が」っていうのが許せないなぁ。 本当に上層部も「天皇絶対」「殺される前に死ね」とかそんなこと思ってたのかな。山田曹長とか近藤上等兵とかみたいに良心をそのまま表せる人は少なかったと思うけど、実際はそんな風に思ってたって人いてもおかしくない、っていうかそんな人が大半だったって信じたい・・・。 とにかく、戦争がない世の中に生まれてるってだけでどれだけ恵まれてるのか改めて身に染みた。
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これほどまで心優しい人が多ければいいのですが、小説の世界では日本の敗戦後、満州から日本への脱出で奇跡的なの善意の人との出会い連続。感動的ではありますが、善悪の人物がはっきりし過ぎているきらいがあります。しかし、「天皇中心の神の国であった」昭和の時代の愚かさについては、しっかり拒否する著者の主張はよく伝わってきます。
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三浦綾子氏の作品は、ほんとに久しぶりに読みました。 平易な言葉遣いと筆者のやさしさが全体に溢れていて、重たいテーマですが、温かな気持ちをいただきました。 読みやすい作品です。 綴り方=今で言えば感想文??に対する弾圧は、初めて知ったし、それで赤だと拘留され、職まで無くす時代。 あと、キリスト教もその対象となっていることもあまり知らなかった。 人間関係のなかで、下巻での劇的な再会、尊敬できる上官との出会いなど、よかったのですが、全体的に登場人物の設定が弱い気がしました。 特に劇的な再会(名前はネタばれなので)の部分は、それを可能にした主人公の父親の姿があった訳で、もう少し描写があってもよかったと。 主人公と幼馴染の芳子の恋愛は、戦中、戦後という時代背景はありますが、素敵ですね。
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