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言語学の誕生 比較言語学小史 岩波新書69
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商品詳細
内容紹介 | |
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販売会社/発売会社 | 岩波書店/ |
発売年月日 | 1993/02/18 |
JAN | 9784004200697 |
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言語学の誕生
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商品レビュー
3.8
5件のお客様レビュー
言語学と言えばソシュール。 だから、ソシュールから話を始める本は結構あります。 しかし本書はそうではなく、ソシュール以前の言語学史を概観するものです。 1786年にジョーンズが、サンスクリットとラテン語・ギリシア語が共通の源から発したのではないかという仮説を立てて以来の学説史で...
言語学と言えばソシュール。 だから、ソシュールから話を始める本は結構あります。 しかし本書はそうではなく、ソシュール以前の言語学史を概観するものです。 1786年にジョーンズが、サンスクリットとラテン語・ギリシア語が共通の源から発したのではないかという仮説を立てて以来の学説史です。 グリム、シュライヒャー、青年文法学派と続いて、ソシュールまで。 文字や音声に触れることはあっても、メインは言語の歴史的研究です。 本書を読むためにはラテン語・ギリシア語だけでなく、サンスクリットについても予習が必要です。 文法知識は大して必要ありませんが、音のイメージが掴めていないと途端に読めなくなります。 この点で私は大分消化不良になってしまいました。 面白いテーマの本なのですが、サンスクリットを勉強した後に読み直しです。
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[ 内容 ] 18世紀末、サンスクリットとギリシア・ラテン語との類似が指摘されて以来、さまざまな言語の「共通の源」に向けての探求が始まった。 19世紀ロマンチシズムの気運の中で、“言語に馮かれた人々”が担った課題と苦闘を描きながら、いかにして印欧語比較文法という学問が生み出され、...
[ 内容 ] 18世紀末、サンスクリットとギリシア・ラテン語との類似が指摘されて以来、さまざまな言語の「共通の源」に向けての探求が始まった。 19世紀ロマンチシズムの気運の中で、“言語に馮かれた人々”が担った課題と苦闘を描きながら、いかにして印欧語比較文法という学問が生み出され、言語学が科学として確立していったかを明らかにする。 [ 目次 ] 序章 言語の親族関係―比較言語学とは何か 第1章 類似の発見―言語の「共通の源」に向かって 第2章 比較文法の誕生―シュレーゲルと「比較文法」 第3章 印欧語の世界 第4章 言語は変化する―ボップ、ラスク、グリム 第5章 印欧祖語の再建―シュライヒャーの試み 第6章 言語学と文献学―クルティウス、ブルークマン 第7章 「音法則に例外なし」―青年文法学派の人々 第8章 新しい波―ソシュールの「覚え書」 [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
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・比較言語学と言って、二つの以上の国の言語をとり上げて、一つ言語だけをみつめていたときにはわからなかった新しい事実を発見し、それを比較の立場から説明していた ・そもそも今ある言語学は、比較言語学を元に発するもの
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